2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14720085
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
本名 純 立命館大学, 国際関係学部, 講師 (10330010)
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Keywords | インドネシア / 選挙 / 国軍 / 政治 / 紛争 |
Research Abstract |
平成15年度は、本研究にとってもっとも実りのある年度だった。研究対象国のインドネシアでの長期滞在が可能になり、現地調査にかなりの進展があった。中央政界における政党リーダーたちへの定期的なインタビューをやるかたわら、各地の州知事選挙を現場で観察してきた。これらを通じて、中央と地方の政治の連動とギャップについての理解を深めた。また、2004年4月に予定されている全国総選挙と7月の大統領選挙を控えた政党政治の展開についても中央と地方で調査している。史上初の直接大統領選挙は、この国の将来をきめる決定的なイベントになり、この大事な時期に、本研究を現地で行っていることの重要性は高いと日々認識している。 本年度の研究成果のアウトプットには、出版物、メディアでのコメント、新聞連載、セミナー等での発表、講演などがある。その主要なものを以下に記載する。成果の多くは、インドネシアの選挙に関するものである。その他にも、テロ問題、アチェ紛争、軍と民主化、さらに国軍と地方紛争の関係についての執筆物がある。軍の文民統制についての日イの比較も発表した。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 本名 純: "アチェ軍事作戦は新たな時限爆弾"世界週報. 6月24日号. 46-47 (2003)
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[Publications] Editors (Jun Honna, Takashi Shiraishi, Benedict Anderson): "Current Data on the Indonesian Military Elite : 1 February 2001 - 28 February 2003"INDONESIA. No.75, April. 9-60 (2003)
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[Publications] 本名 純: "インドネシア/幹部の逮捕では終わらない爆弾テロ"世界週報. 9月16日号. 44-45 (2003)
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[Publications] 本名 純: "インドネシア/アチェ戒厳令延長の舞台裏"世界週報. 12月9日号. 46-47 (2003)
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[Publications] 本名 純: "今年は選挙一色のインドネシア"世界週報. 1月27日号. 46-47 (2004)
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[Publications] Jun Honna: "Politics of Recognition : Explaining the Stagnated Military Reform in Post-Suharto Indonesia"Brown Journal of World Affairs. Summer. (2004)
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[Publications] Jun Honna: ""Dominance, Twilights and Lagacies of Power : Indonesian Army in Politics during and after Soeharto Era," in Marie-Eve Blanc, Gilles de Gantes and Tobias Retting (eds), Armies and Societies in Southeast Asia c.1800-2000"the Press Universitaires de Provence. (2000)