2002 Fiscal Year Annual Research Report
ハードソフト同時設計によるシステムLSIの設計効率化・開発期間短期化
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14750290
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小林 和淑 東京大学, 大規模集積システム設計教育研究センター, 助教授 (70252476)
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Keywords | System C / 動作合成 / 協調設計 |
Research Abstract |
今年度は,下記の3つの課題を中心に研究を進めた. 1.ハードソフト同時設計環境の構築 2.動作合成可能な動作記述の検討 3.ハードソフト間のインタフェースの検討 まず,ハードソフト同時設計環境の構築を,主要設備であるワークステーション上で行った.システム記述言語であるSystem CをこのWS上に導入し,簡単な設計実験を行った. 次に,これまでに提案されている動作合成のソフトウエアを調査し,System Cでのクロックのない動作記述からどのようにクロックのあるRTLを自動的に合成できるかを考察した.本研究では,動作合成そのものを研究の対象とはしないので,できうる限り既存のツールの利用を試みた. さらに,プロセッサと専用ハードウエアを接続するためのインタフェースの検討を行った.プロセッサと専用ハードウエアは通常汎用のシステムバスで接続される.このシステムバスには,PCIやAMBAといった様々な規格が提案されている.そのそれぞれの性能指標モデルを作成し,設計時にハードソフト間の通信性能が分かるようにした.System Cでは,ハードウエア間の通信の手順は定められているが,ソフトとハードの通信の手順は定められていない.記述の汎用性という意味で,この手順はできる限り抽象化を行った.
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 荒本雅夫, 湯山洋一, 小林和淑, 小野寺秀俊: "MPEG-4エンコーダのシステムレベル設計"DAシンポジウム2002論文集. 10. 31-36 (2002)
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[Publications] 荒本雅夫, 湯山洋一, 高井幸輔, 小林和淑, 小野寺秀俊: "System CのRTL記述を用いたSH互換プロセッサの設計"信学技報. IE2002-75. 33-38 (2002)
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[Publications] 湯山洋一, 荒本雅夫, 高井幸輔, 小林和淑, 小野寺秀俊: "機能特化型プロセッサアレイによるSoCアーキテクチャ"信学技報. ICD2002-169. 31-36 (2002)
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[Publications] k.Kobayashi: "Measurement Results of On-chip IR-drop"Proc. of IEEE Custom Integrated Circuits Conference. 521-524 (2002)