2002 Fiscal Year Annual Research Report
中心市街地における交流拠点としての飲食施設(パブ)に関する研究
Project/Area Number |
14750443
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
福井 恒明 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (40323513)
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Keywords | 中心市街地 / 市街地活性化 / 交流 / 飲食 |
Research Abstract |
平成14年度は以下の研究を実施した。 1:文献調査 中心市街地活性化に関する参考文献として、社会学、人口学、心理学、都市史などの分野を中心に、国内外の出版物を収集し、内容を整理した。 2:海外の専門家・実務者へのヒアリング 海外においてまちづくりコーディネイトを行っている学識経験者、行政担当者に中心市街地の保全・活性化対策の内容およびその位置づけ、交通施策や広域計画との関連、現在の課題などについてヒアリングを行った。また民間デベロッパーやデザインの実務者から、より商業よりの情報を得るべくヒアリングを行った。(都市名:ダルムシュタット(市都市計画局、商工会議所、専門家)、コルマール(商工会議所)、ストラスプール(市都市計画局、商工会議所)、パリ(市都市計画局、民間デベロッパー、都市計画コンサルタント、学識経験者)) 3:海外の「交流施設」調査および資料収集 上記都市およびその周辺都市において、住民の交流が活発に行われ、賑わいを創出していると思われる界隈および商業施設等の状況に関する調査、視察を行った。視察場所の選定に当たっては、旧来から都心としての活気を維持している場所や、再開発等によって賑わいを創出した場所の両方を選んだ。また、それらの事例について計画や施策の考え方を読み取れる資料を収集した。 4:要因分析 上記をもとに、本研究にて対象としている交流施設としての飲食施設を成立させる要因の分析を行った。(継続中)
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