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2002 Fiscal Year Annual Research Report

13C呼気テストによる新生児未熟児の栄養代謝に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14770581
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

中野 玲二  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (20328404)

Keywords栄養代謝 / 新生児 / 未熟児 / 脂肪 / 消化吸収 / 蛋白代謝回転率 / 呼気テスト / 安定同位元素
Research Abstract

今年度は極低出生体重児における^<13>C標識中鎖脂肪の消化・吸収の研究および極低出生体重児の蛋白代謝回転率に関する研究の準備を進めた。まず、プロトコールを作成し、保護者への説明書、同意書も作成した。さらに、試薬及び呼気、尿の採取に必要なバッグを購入した。現在倫理委員会に審査を申請中である。倫理委員会の了承を得た後に来年度は以下のように研究を進める予定である。
<^<13>C標識中鎖脂肪の消化・吸収の研究>^<13>C標識トリオクタノインを胃チューブより注入する。呼気の採取は注入前1回、注入後3時間までは30分毎に、3〜6時間までは1時間毎に行う。児からの呼気採取はマスクもしくはアンビューバッグに一方向弁付きバッグを付けて行う。全例とも呼吸心拍のモニタリングを行いながら施行する。^<13>CO2の測定は同位体比質量分析計を用いて標準CO2と採取したCO2の^<13>CO2/^<12>CO2比を測定する。^<13>CO2の上昇値を^<13>C標識トリオクタノイン投与前と投与後の差Δ^<13>C(‰)で表すことで^<13>C標識トリオクタノイン投与前の値をベースラインとし経時的呼気中^<13>CO2濃度変化を調べ、経時的呼気中^<13>CO2累積値を計算し検討する。結果を出生体重、日齢、受胎後週数別に分けて検討する。<蛋白代謝回転率に関する研究>^<13>C標識ロイシン、^<15>Nグリシンを3時間毎に胃チューブより投与し、尿中への排泄を測定する。尿中の最終代謝産物としての尿素およびアンモニア中の^<13>C、^<15>Nを一定時間毎の蓄尿から測定し、経時的変化を検討する。尿素およびアンモニア中の^<13>C、^<15>N濃度が定常に達した値から蛋白代謝回転率を推測する。結果を出生体重、日齢、受胎後週数別に分けて検討する。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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