2003 Fiscal Year Annual Research Report
神経難病患者と密接に関わる看護者をBurnoutに導く要因の構造化 〜看護者の臨床体験の分析より〜
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14771431
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
安東 由佳子 北里大学, 看護学部, 助手 (50314745)
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Keywords | Burnout / 神経難病 / 看護師 / 体験 |
Research Abstract |
研究の2年目にあたる今年度は、研究協力の了承が得られている病院の看護師5名に、MBIスケール(Burnout尺度)を用いたBurnout度の測定および面接を行った。調査は、平成15年4月と9月の2回に渡って行った。面接は半構成的質問紙を用いて、看護師一人につき一回の面接で約1時間半〜2時間半を要した。データは全部でA4版280枚になった。面接では、神経難病のケアに特有なストレスも多く語られており、今後の分析で神経難病の看護に専門に携わっている看護者がどのような体験をしながらBurnoutに陥っていくのかが明らかになると考える。 また今年度は、初年度に配布した質問紙(配布数284部)を回収した。回収数は189部、回収率は67%であった。 研究の最終年度にあたる来年度は、今年度実施した面接データの分析および、今年度回収した質問紙のデータ分析を中心に研究を進めていく。
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