2004 Fiscal Year Annual Research Report
XMLにおけるスキーマの変更とそれに伴うインスタンス文書の更新に関する研究
Project/Area Number |
14780198
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
萩原 威志 新潟大学, 工学部, 助手 (10293200)
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Keywords | XML / 属性文法 / 文章変換 / xml2ag / MAGE |
Research Abstract |
1.本研究で利用している属性文法処理系のMAGEシステムのコードトランスレーションシステムを改良し,従来不可能だった複数ファイルに分けたプログラム記述からコード生成を行うことを可能にした。従来は,コードトランスレーションシステムの実装に利用している商用ツールの関係で,属性文法記述量が多くなるとコード生成できなくなっていたが,この作業により従来より大きなサイズの属性文法を記述して実行することを可能にした。 また,HPUX OS以外へ対応させる作業を行った(ただし,現状では商用ツールに依存するコードトラシスレーションシステムは除く)。特に,64bitシステムへの移植作業の過程で多くのバグを発見して修正した。 上記のコードトランスレーションの改良が完了したことにより,MAGEシステムで大きな属性文法を扱うことが可能になったため,コードトランスレーション自体もMAGEシステムで記述することができる。そこで,本年度の成果をふまえて,商用ツール依存の部分を無くし,フリー・ソフトウェアのみの環境で利用可能にすることを検討している。 2.Simplified DocBook仕様のXML文書をフォーマット済HTML形式に変換する処理系を,本研究で作成したDTDスキーマから属性文法の雛形コードを生成するツール(xml2ag)とMAGEシステムを用いで試験的に作成し,普及しているDSSSL記述によるインプリメンテーションとの記述手法およびメンデナンス性の比較を行った。 また,DTDを拡張しXML変換記述に属性文法を利用することを試みている関連研究との対比で,本手法に関する考察を行った。
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Research Products
(1 results)