2002 Fiscal Year Annual Research Report
高精度3次元画像処理技術を用いた遠隔操作支援システムに関する研究
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14780328
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
阪本 邦夫 島根大学, 総合理工学部, 助教授 (80315655)
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Keywords | 3次元画像 / 立体表示 / 仮想現実感 / 遠隔操作 / ネットワーク / ヒューマンインターフェイス |
Research Abstract |
ワークステーション上でのリアルタイム処理を実現するために、コンピュータグラフィックス生成および立体画像処理等のプログラム開発を行い、3次元画像処理の基礎的検討を行った。また、液晶シャッタメガネを用いた立体表示装置を利用して、3次元画像の表示パラメータの違いによるヒトの立体視や視覚への影響についての実験的評価を行い、立体映像を用いた仮想現実感システムを構築する際の基礎データを得ることができた。さらに、コンピュータネットワークを利用した画像データの伝送および遠隔操作の基礎実験を行い、3次元映像データなどの大容量の映像信号を伝送する場合のデータ圧縮について検討を行った。実験室内のネットワークを用いて簡易な遠隔操作システムを構築し、実際のシステムで求められるユーザーインターフェイスについての基礎特性を得た。また、ビデオカメラ等の映像入力と立体表示装置を組み合わせて簡易な仮想現実感システムを構築するとともに、仮想現実感システムで提示される仮想空間内でのユーザとシステムとの「指差し」によるインターフェイスについて検討を行い、指差しによるインターフェイスを構築するための指先位置の検出には、カメラ1台からの画像のみで、仮想空間内での位置が特定でき、簡易な構成で、インターフェイスを実現できることが確認できた。
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