2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14F04324
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
岡 真 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (60144606)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LIU XIAOHAI 東京工業大学, 理工学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2017-03-31
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Keywords | ヘビークォーク / 量子色力学 / エキゾチックハドロン |
Outline of Annual Research Achievements |
ハドロン生成過程における閾値効果の様々な過程における現れ方の違いに注目し、軽いメソン系や重いクォークを含むペンタクォーク系に適用した。本年度は特に、中国のIHEP研究所からZhao教授を招聘し、共同研究をさらに進め、原著論文として成果を発表した。その中で、2015年にLHCb実験によって発見が報じられたhidden ccbarを含むペンタクォークに関する研究は、ボトムバリオンの崩壊過程における閾値効果である三角異常性がピークとして現れることを指摘した重要な論文となり、国際的にも注目されている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
来日1年で共同研究によってすでに4篇の原著論文を発表し、新しい研究展開が進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
残りの特別研究員としての滞在期間に、さらに中国との連携も進めて、研究成果をあげる。
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Research Products
(4 results)