2014 Fiscal Year Annual Research Report
運動が動脈機能を改善させる新規メカニズムの解明:長寿遺伝子サーチュインに着目して
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14J00869
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
赤澤 暢彦 筑波大学, 体育系, 助教
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2015-03-31
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Keywords | 動脈機能 / 最高酸素摂取量 |
Outline of Annual Research Achievements |
加齢に伴う動脈機能の低下は心疾患の独立した危険因子となる。これまでに運動トレーニングが動脈機能を改善させることが報告されているが、その詳細なメカニズムについては十分に明らかにされていない。そこで、本研究では運動トレーニングが動脈機能を改善するメカニズムを検討することを目的として研究を進めてきた。今年度は、横断的な検討を行い基礎的なデータを収集した。
健康な中高齢者を対象に動脈機能の測定や体力測定ならびに血液検査を行った。中心動脈スティフネスの指標として、頸動脈-大腿動脈間脈波伝播速度(cfPWV)を測定した。脳血流動態は、経頭蓋超音波ドップラー法を用いて中大脳動脈の血流速度を測定し、平均血流速度、拍動性係数、脳血管抵抗指標を評価した。血管内皮機能は、超音波を用いて前腕の一時的な駆血-再灌流により観察される血流依存性血管拡張反応(FMD)より評価した。中心血行動態として、トノメトリセンサを用いて推定する大動脈血圧を評価した。有酸素性運動能力の評価には、自転車エルゴメーターを用いた最高酸素摂取量の測定を行った。さらに、血中の総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、血糖、中性脂肪などの基礎的な血液生化学データを測定した。
本年度は、有酸素性運動能力と動脈機能を横断的に検討したところ、最高酸素摂取量とcfPWV、総コレステロール、HDLコレステロールが関係することが示された。さらにそのメカニズムを検討するために、血液成分を生化学的に分析し、動脈機能や運動能力との関連性を検討している。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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