2015 Fiscal Year Annual Research Report
運動実施時間帯の違いは24時間の脂肪燃焼量に影響するか
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14J03079
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
岩山 海渡 筑波大学, 人間総合科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Keywords | 脂肪酸化 / エネルギーバランス |
Outline of Annual Research Achievements |
早朝空腹時(朝食前)の運動が24時間の脂肪燃焼量に及ぼす影響を検討した。本年度は早朝空腹時に運動することが24時間の脂肪燃焼量を増大させるか否かを明らかにする研究を実施した。運動するタイミングを変えた3試行(朝食前運動、昼食後運動、夕食後運動)に運動をしない24時間の測定(対照試行)を加えた計4試行を設定し、いずれも24時間のエネルギーバランスが等しい条件(摂取量=消費量)にて24時間の脂肪燃焼量を比較した。その結果、昼食後または夕食後に運動する試行では約500kcalの運動をしたにも関わらず、24時間の総脂肪燃焼量は特別な運動をしていない対照試行と有意な差がなかった。これは運動することでエネルギー消費量を増大させても、エネルギーバランスが等しい条件ならば脂肪燃焼量は増大しないという先行研究と一致する結果であった。しかし一方で、朝食前に運動する試行では、対照試行を含む他の3試行よりも24時間の総脂肪燃焼量が有意に増大した。これにより朝食前に運動することで24時間の脂肪燃焼量を増大させることが明らかになり、運動すること自体が脂肪燃焼を増大させるわけではないとの先行研究に対する明確な反証となった。 本研究の結果から、朝食前の運動は運動中のみならず24時間における脂肪からのエネルギー供給を増大させ、体脂肪減少に効果的なタイミングであることが示唆された。今後は中長期的に朝食前の運動を継続することが脂肪燃焼量に及ぼす効果を検討することにより、効率よく体脂肪を減らす運動のタイミングを提言することができると考えられる。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)
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[Journal Article] Tofogliflozin Improves Insulin Resistance in Skeletal Muscle and Accelerates Lipolysis in Adipose Tissue in Male Mice2016
Author(s)
Atsushi Obata, Naoto Kubota, Tetsuya Kubota, Masahiko Iwamoto, Hiroyuki Sato, Yoshitaka Sakurai, Iseki Takamoto, Hisayuki Katsuyama, Yoshiyuki Suzuki, Masanori Fukazawa, Sachiya Ikeda, Kaito Iwayama,
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Journal Title
Endocrinology
Volume: 157
Pages: 1029-1042
DOI
Peer Reviewed
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[Presentation] Transient energy deficit after exercise performed in a postabsorptive state increases 24-h fat oxidation2015
Author(s)
Kaito Iwayama, Ryosuke Kawabuchi, Insung Park, Reiko Kurihara, Kazuteru Nakamura, Masashi Kobayashi, Sachiko Oishi, Masanobu Hibi, Koichi Yasunaga, Hitomi Ogata, Yoshiharu Nabekura, Naomi Omi, Kumpei Tokuyama
Organizer
ACSM's 62nd Annual Meeting
Place of Presentation
San Diego, USA
Year and Date
2015-05-26 – 2015-05-30
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[Presentation] Transient deficit in energy and carbohydrate increases 24-h fat oxidation.2015
Author(s)
Kaito Iwayama, Nana Kurosawa, Hitomi Ogata, Momoko Kayaba, Insung Park, Katsuhiko Yajima, Fumi Kobayashi, Kazuteru Nakamura, Maki Sato, Naomi Omi, Masanobu Hibi, Sachiko Oishi, Koichi Yasunaga, Kumpei Tokuyama
Organizer
12th Asian Congress of Nutrition
Place of Presentation
パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)
Year and Date
2015-05-14 – 2015-05-18