2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14J04259
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
宇野 かんな 大阪大学, 基礎工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2014 – 2015-03-31
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Keywords | 筋シナジー / 平衡点 / 手先剛性 / 摂動法 / 筋電位 / 運動制御 / リハビリテーション / 可視化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は, 運動の巧みさと筋シナジーとの関係を可視化し, 運動制御メカニズムの解明と, リハビリテーションへの応用を目指すものである. 1)運動の巧みさと筋シナジーの解析 システム開発のため, 平衡点. 剛性の調節を担う筋シナジーをEMG信号を通して抽出した。さらに、ヒトの「運動の巧みさと筋シナジーとの関係」を明らかにするため、「筋シナジー・平衡軌道・剛性の持つ運動機能」を, 健常者と麻痺患者の間で比較した。それによって、筋シナジーの持つ動力学的意義を明らかにするとともに、筋シナジー生成に対して(手先)剛性が重要な役割を果たすことを明らかにした。 2)運動スキルの可視化とシステムの有用性評価 上記の方法により筋シナジー抽出法を確立し, EMG信号を迅速に解析するプログラムを製作, 身体内部情報と運動のCGによる可視化システムを構築した. さらに, 筋骨格ロボットにヒトの運動の巧みさを移植・再現することにも着手し、一定の成果を得た。さらに、上肢の装具の開発もハードウェアの構築も一部完了した。これらによって、筋シナジーを利用した運動補助と、それによる手先剛性の調節補助が、新しいリハビリテーション方法として提案できる可能性を示した。 今年度は、上肢の運動と剛性を迅速に計測するため, 専用の実験器具を設計・製作した。また、実験に対する被験者は健常者3名と麻痺患者2名分を、千里中央病院の協力を得てデータを収集した。さらに、麻痺患者の運動計測を通じ、運動中及び静止中における手先剛性の測定について、健常者の計測のみでは得られなかった新たな知見を得ることができた。
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Research Progress Status |
本研究課題は廃止となったため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究課題は廃止となったため、記入しない。
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Research Products
(4 results)