2015 Fiscal Year Annual Research Report
現代アジアにおける家父長制意識の変容に関する比較社会学的研究
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14J04352
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
伊達 平和 京都大学, 文学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2017-03-31
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Keywords | 家父長制意識 / 排外的態度 / 家族意識 / 東アジア / 東南アジア |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、これまで分析をしてきた論文の発表やそれを元にした博士論文の執筆を中心に、主に以下の5つの活動を行った。 (1)家父長制意識と排外的態度の関連の分析:East Asian Social Survey (EASS)データに基づいて、家父長制意識に関する分析をこれまで継続して行ってきたが、今年度は家父長制意識と排外的態度との関連についての論文を『ソシオロジ』に発表した。 (2)経済的援助規範意識の分析:前年度まで分析してきた経済的援助規範意識について分析方法を洗練させ、国内・国際学会で複数の発表を行った。 (3)博士論文の執筆:(1)と(2)の業績に加え、これまで行ってきた家父長制意識の国際比較についての既発表論文に基づき、博士論文『現代アジアにおける家族意識の計量社会学的研究―東アジアならびに東南アジア7地域を対象として―』を執筆し、2016年3月、京都大学教育学研究科から博士号(教育学)を取得した。 (4)情緒的サポートの分析:EASS 2010を用いた東アジアにおける情緒的サポートについての既発表論文を再構成し、東アジアの課題についての編著本に寄稿した。 (5)家族に関する東南アジア・南アジア・西アジアの5地域比較:ソウル大学Eun-KiSoo教授と共同で、Comparative Asian Family Survey(CAFS)に基づき、アジアの5地域比較について、アジアの家父長制意識、またその他の家族に関する意識や行動についての出版計画を進めた。本年度はすべてのデータのクリーニングとデータの偏りを補正するためのウェイトの作成が終了し、出版に向けて基礎的な分析がほぼ終了した。その分析の結果は、CAFSチームのミーティングで共同発表をした。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Research Products
(10 results)