2015 Fiscal Year Annual Research Report
質問回答サイトにおける質問者と回答者の引き合わせに関する研究
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14J08587
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
横山 友也 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2016-03-31
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Keywords | 質問回答サイト / 印象 / 因子 / ジャンル / 適合率 / 再現率 / 客観的評価値 / 重回帰分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
インターネット上の質問回答サイトの利用者が近年急増している。質問回答サイトは、ユーザー同士が質問と回答を投稿するコミュニティであり、悩みごと・相談事を解決する場であると同時に、膨大な知識が蓄積されたデータベースとして活用されている。しかし、利用者の増加に伴い、回答者が自身の専門性や興味に合った適切な質問文の発見が困難になり、誤った回答により誤った知識が広まるケースが激増している。質問回答サイトは、今や膨大な知恵袋となっており、この問題は社会的に大きな問題となっている。本研究では、ある質問文に適切に回答できるユーザーをその質問文に引き合わせる手法の開発を目的として、以下の(1)~(3)の事項の解決を図った。 (1)回答文のジャンルを考慮した適切な回答者の選出法の改良:質問回答文の因子得点間の距離に基づくスコアと距離上位の出現回数に応じて、適切な回答者をジャンルを考慮しながら決定する手法を提案した。提案手法に対する評価を、適合率と再現率を用いて行った。その結果、回答文のジャンルを考慮することで、より良好な回答者を選出することが可能といえる結果が得られた。 (2)客観的評価値の妥当性の検証:国立情報学研究所から提供されている客観的評価値の妥当性の検証を目的として、計60件の回答文に対する評価実験を行った。検証の結果、35件の回答文は客観的評価値が実験結果に近い結果となった。 (3)他言語への適用:これまでの研究手法の他言語への適用を試みた。外国人の実験協力者に対して、30件の質問回答文に対して印象評価実験を実施した。因子分析の結果、9因子が得られ、日本語と英語とで主要な類似した因子と異なる因子を獲得できる可能性を示した。また、単語数や形態素解析により抽出された品詞・記号の数や割合を文章の特徴量として、重回帰分析により因子得点の推定を行った。その結果、9因子とも良好な推定結果が得られた。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)