2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15070101
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
小畑 秀文 国立大学法人東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 教授 (80013720)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 進一 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30029540)
仁木 登 徳島大学, 工学部, 教授 (80116847)
末永 康仁 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (60293643)
藤田 広志 岐阜大学, 大学院・医学研究科, 教授 (10124033)
杉本 直三 京都大学, 大学院・情報学研究科, 助教授 (20196752)
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Keywords | 画像診断 / 画像、文章、音声等認識 / 知能機械 / 可視化 / 計測工学 |
Research Abstract |
本年度はプロジェクトの2年目にあたる.総括班の任務としては、プロジェクト全体の進捗状況を把握し、計画通りの研究の進展をはかれるように必要な調整を行うことである。今年度は総括班会議を3回、その準備委員会を一回開催した。それらを通した主要な活動を挙げると以下のようになる。 1.システム統合化の計画について:本プロジェクトを構成する計画班の研究成果を統合することにより、本プロジェクトが目的としている診断支援システムが構成できる。その統合化は極めて重要であり、その具体的対応について議論を深めた。結論として、17年度から統合化をすすめるための作業を具体的に進められるように、それに従事する専用技術者の手配、統合化を進めるにあたって必要なソフトウエア技術上の課題を検討するためのワーキンググループを立ち上げ、その人選を行った。具体的活動にも着手している。 2.シンポジウム開催について:プロジェクト2年目であることを考慮し、国際シンポジウムを開催することを決定し、海外から招聘する代表的な研究者の人選を進めた。また、年度末に開催するシンポジウムに関しても、公募班を含めた形で開催することとし、具体的な計画を立案した。実際に、3月5,6,7日の3日間にわたり、国際シンポジウムと成果発表シンポジウムを連続して開催し、関係する研究者・技術者に広く研究活動を知らしめる機会となった。シンポジウム3日間を通してほぼ一定の130名前後の参加者を得た。 3.次年度計画について:17年度の活動についても議論をすすめ、成果発表シンポジウムの開催場所を京都とし、開催期日と会場の手配も行った。 なお、関連する国際会議の中の一つであるComputer Assisted Radiology and Surgery 2004(シカゴで開催)にて本プロジェクトの宣伝も積極的にすすめた。また、18年度はこの会議が大阪で開催予定であることから、それに併設の形で国際シンポジウムを開催することとした。
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Research Products
(101 results)