2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15071101
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
福井 康雄 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30135298)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 孝太郎 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80321587)
小川 英夫 大阪府立大学, 総合科学部, 教授 (20022717)
山本 智 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80182624)
長田 哲也 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80208016)
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Keywords | 宇宙物理 / 光学遠赤外線天文学 / テラヘルツ / 赤外材料・素子 / 天文 / 電波天文学 |
Research Abstract |
本領域発足初年度にあたり、組織的整備を推進しつつ、計画全体を俯瞰して5年間にわたる計画立案を行った。主な項目は、以下の3点である。 1)大研究会「サブミリ波の宇宙」を開催した(2003年12月 於国立天文台・三鷹市)。本特定領域研究の主旨、各計画研究の概要について報告し、サブミリ波天文学に関する話題を広く議論した。約120名の参加者を得て盛況な会となった。 2)総括班会議を2回開催し、各計画研究の進捗状況を把握し、問題点等について検討した。これまでのところ、予算面でやや逼迫している点をのぞくと、おおむね順調に推進されていると判断した。また、本領域の主催による研究集会、講演会、国際学会の開催について検討した。次年度は、大研究会の開催に加えて、2004年12月の市民向け講演会を東京にて開催すること、国際学会を2005年に開催の方向で準備を開始することを決めた。 3)サブミリ波天文学の開拓を天文学のみならず、地球科学、分子科学等も含めた広い視点から検討し、アルマ計画の推進も視野に入れた研究者の組織化、連携強化のための端緒を開いた。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Y.Fukui: "Discovery of Interacting Molecular Gas toward the TeV Gamme-Ray Peak of the SNRG 347.3--0.5"Publications of the Astronomical Society of Japan. 55・5. L61-L64 (2003)
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[Publications] H.Yamamoto: "High-Latitude Molecular Clouds in an H I Filament toward the MBM 53,54,and 55 Complex : Existence of an H_2 Cloud with Low GO Intensity"The Astrophysical Journal. 592・1. 218-232 (2003)
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[Publications] T.Oka: "Submillimeter-Wave C I Spectral Lines from the NGC 1333 Region"The Astrophysical Journal. 603・1. 803-815 (2004)
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[Publications] S.Yokogawa: "Plug-In Cryogenic System for Cartridge-Type SIS Receivers"Publications of the Astronomical Society of Japan. 55・2. 519-525 (2003)
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[Publications] T.Nagata: "The Infrared Counterpart of the X-Ray Nova XTE J1720-318"Publications of the Astronomical Society of Japan. 55.6. L73-L76 (2003)
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[Publications] Z.Jiang: "A Near-Infrared Study of the Star-forming Region S269"The Astrophysical Journal. 596・2. 1064-1079 (2003)