2005 Fiscal Year Annual Research Report
充填スクッテルダイト構造に創出する新しい量子多電子状態の展開の総括
Project/Area Number |
15072101
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
佐藤 英行 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (80106608)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榊原 俊郎 東京大学, 物性研究所, 教授 (70162287)
播磨 尚朝 神戸大学, 理学部, 教授 (50211496)
城谷 一民 室蘭工業大学, 工学部, 教授 (90110692)
吉澤 正人 岩手大学, 大学院工学研究科, 教授 (30220619)
宇田川 眞行 広島大学, 総合科学部, 教授 (70144889)
神木 正史 首都大学東京, 都市教養学部, 客員教授 (30004451)
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Keywords | 充填スクッテルダイト / 重い電子系 / 多重極秩序 / ラトリング / 新奇超伝導 / 磁場誘起秩序 / 強相関電子系 / c-f混成効果 |
Research Abstract |
1.2005年11月21-24に、国際会議「Joint Workshop on NQP-skutterudites and NPM in multi-approach」を、関連する研究分野(New Phase of Matter in Multidisciplinary Approach)との共催で、首都大学(八王子市南大沢)において開催した。招待講演者を含め外国人参加者は26名、総参加者は150名を越え、招待講演37件及びポスター発表82件について盛んな質疑応答が行なわれ、領域の後半の研究の発展にとって有意義なものとなった。 2.以下の2つの課題研究会を開催した 1)「希土類充填スクッテルダイトの特異な物性と電子状態」 平成17年6月16-18日、神戸セミナーハウス(神戸市北区道場町生野)、A02-A03班責任担当、発表件数27件、参加者約50名。 2)「充填スクッテルダイト化合物の試料育成の現状と展望」 平成17年5月13-15日、室蘭工業大学、A01-A04班責任担当、発表件数28件、参加者31名。 3.Newsletter Vol.3, No.1 ; 4th Issue(2005年4月刊行)を刊行した。 4.以下の3回の総括班会議、計画班長会議を持ち、評価委員より評価・意見をいただき、中間評価の結果に基づき、後半の研究方針の検討を行い、計画の確認を行なった。また、2007年度に予定されている国際ワークショップ(2007年9月、於:神戸)の大筋を決定した。 ・計画班長会議(2005/8/12物性研究所)、 ・総括班会議(2005/11/22首都大学東京)、 ・臨時総括班会議(2006/2/4首都大学東京)
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Research Products
(12 results)
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[Journal Article] Direct Observation of Quadrupolar Excitons in the Heavy-Fermion Superconductor PrOs_4Sb_<12>2005
Author(s)
K.Kuwahara, K.Iwasa, M.Kohgi, K.Kaneko, N.Metoki, S.Raymond, M.-A.Measson, J.Flouquet, H.Sugawara, Y.Aoki, H.Sato
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Journal Title
Phys.Rev.Lett. 95
Pages: 107003(4)
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