2005 Fiscal Year Annual Research Report
生殖細胞の発生プロセス・再プログラム化とエピジェネティクス
Project/Area Number |
15080101
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
中辻 憲夫 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (80237312)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小倉 淳郎 理化学研究所, バイオリソースセンター, 室長 (20194524)
佐々木 裕之 国立遺伝学研究所, 総合遺伝研究系, 教授 (30183825)
塩田 邦郎 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80196352)
仲野 徹 大阪大学, 大学院・生命機能研究科, 教授 (00172370)
松井 靖久 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (40241575)
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Keywords | 生殖細胞 / 再プログラム化 / エピジェネティクス / 哺乳類 / ゲノムインプリンティング / クローン動物 / DNAメチル化 / 発生生物学 |
Research Abstract |
本研究領域の総括班活動としては、国際シンポジウムを開催して、参加する研究者間の交流だけでなく、ひろく研究者コミュニティーへの参加呼びかけを行った。また、インターネット上に特定領域ホームページ(http://www.frontier.kyoto-u.ac.jp/rc01/tokutei/index-t.html)を公開して、当該特定領域の構成と研究内容および研究成果などに関して情報発信を行った。2005年11月15日(火)-18日(金)に国際シンポジウムと班会議を開催した。招待講演者は、海外19人、国内21人、ポスター発表者は、128人、参加者475人という大盛会となった。口演会場では演題毎に数多くの質疑応答がなされ、またポスター会場では人のかたまりで身動きがとれないほど熱心に討論が続いた。これらはすべて、プログラムや要旨とともに、ホームページへ掲載済みである。ホームページは公開以降、約2ヶ月に1度のペースで最新の情報へと更新し、とくに、班員の論文がNature、Cell等の一流雑誌に掲載された際には、解説文とともに紹介をして、宣伝活動に努めた。 特定領域研究の重要な目的は多様な研究者間の連携や相互作用による共同研究の推進であり、総括班は、その推進に努めた。当該研究領域内では、参加する研究者間の共同研究や連携研究が極めて積極的に実行されており、その成果としての共同論文発表も多数行われた。とりわけ、A01とA02の研究項目そして計画研究と公募研究の班員の枠を越えて、それぞれの専門性を生かした連携が行われているのが特徴である。特に計画研究班員の共同研究は活発に行われた。各計画研究班員の論文数はのべ151編(各班員からの重複を含む集計)であるので、そのうち本領域内での共同研究は約40%(64/151)に達する計算になる。
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Research Products
(10 results)