2008 Fiscal Year Final Research Report
Study on the Process of the Occurrence of Disputes: Developments from Perceptions of Problems to Disputes and Their Determinants
Project/Area Number |
15084202
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Meiji University (2005-2008) Chiba University (2003-2004) |
Principal Investigator |
MURAYAMA Masayuki Meiji University, 法学部, 教授 (30157804)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
OGATA Takaaki 千葉大学, 文学部, 教授 (80125913)
SUGINO Isamu お茶の水女子大学, 文教育学部, 准教授 (80291996)
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Project Period (FY) |
2003 – 2008
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Keywords | 法律問題 / 紛争 / 紛争処理 / 民事司法 / 法律相談 / 弁護士利用 / 国際比較 |
Research Abstract |
現代日本社会において過去5年間に成人男女が何らかの法律問題を経験する割合は約19%である。これは英国と比べても小さいとは言えない。また、相手方との接触も問題経験者の73%が行っており、接触を回避する一般的傾向は見られない(米国と同様、リスクのある場合には接触は避けられる)。紛争の発生も問題経験者の40%が経験しており少ないとは言えない。問題経験には多数の変数が有意に相関しているが擬似R2の値は小さく、予測変数としては大きな意味はない。相手方と接触するかどうかには、問題類型のほか、社会経済的要因や法接触経験、および状況的変数が有意に相関しているが、紛争発生の有無には、社会経済的要因は有意に相関していない。
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Research Products
(21 results)