2005 Fiscal Year Annual Research Report
強磁場新機能の開発-強磁場印加による新プロセスと高機能ナノ材料の創製-の総括
Project/Area Number |
15085101
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
山口 益弘 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 教授 (10018046)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷本 能文 広島大学, 大学院・理学研究科, 教授 (10110743)
尾関 寿美男 信州大学, 理学部, 教授 (60152493)
木村 恒久 首都大学, 都市環境学部, 教授 (40264593)
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Keywords | 強磁場 / 磁場印加プロセス / 微少重力 / 磁気浮上 / 磁場配向 |
Research Abstract |
研究会1回、国際シンポジウム1回、全体会議1回を開催した.第3回研究会(2005年7月1日)では「デバイスと磁場」というテーマで集中討論を行った.これは機能材料や機能素子に対する磁場の影響や磁場効果を利用した新規な素子の開発などを中心に討論する画期的な研究集会であり、65名の参加があった。2005年11月14-17日には国際シンポジウム「International Symposium on Magneto-Science」を主催し,200名を越える参加者,約120件の発表があった.特に,わが国の関連する研究者はほとんど参加したといってよい.この国際会議では、総括班として海外の研究者4名を招聘し、交流を推進した.2006年3月3日に「第2回領域全体会議」を開催し、3年間の研究成果をまとめた.これらの研究集会はすべて無料で一般公開したものである.本特定領域研究を円滑に実施するために総括班実施委員会を2回開催した.班員がこれらの会議へ参加する旅費を補助することによって、計画班相互の情報交換および研究協力を補助した。さらにアメリカおよびフランスで行われた国際会議へ班員を派遣することによって、本領域のアクティビティと先進性を海外へアピールするとともに、国際協力の足がかりを築いた。 本年度はニュースレターをNo.8〜11まで4報出版した.No.8では平成16年度の研究成果をまとめ、No.9は第4回研究会の予稿を収録した。No.10は国際シンポジウムの予稿を収録し、No.11は第二回領域全体会議の資料を収録した。さらに,国際シンポジウムの発表論文をCDに収録し、広く配布した。 さらに,この分野ではじめての英文テキスト"Magneto-Science"出版すべく原稿を集め,編集を行った。
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Research Products
(1 results)