2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15201052
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
能登路 雅子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (70164712)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
油井 大三郎 東京女子大学, 現代文化学部, 教授 (50062021)
瀧田 佳子 大学評価・学位授与機, 構, 教授 (40154950)
藤田 文子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (50147005)
遠藤 泰生 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50194048)
ホーンズ シーラ 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (70206035)
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Keywords | アメリカ / アジア / 文化外交 / 文化政策 / 大衆文化 / プロパガンダ |
Research Abstract |
本科研最終年度にあたる平成18年度の活動として、まず7月に科研メンバーによるミーティングを開催した。ここでは、本科研の集大成として9月に開催する専門家会議について、また成果報告書作成に向けメンバーそれぞれの論文テーマ案について、最終的な話し合いを行なった。そして9月30日(土)に、本科研の成果発表の一環として、東京大学駒場キャンパスにて"US Cultural Diplomacy in Asia : Strategy and Practice"(「アジアにおけるアメリカの文化外交:その戦略と実践」)と題した専門家会議を開催した。同会議には、本科研の海外協力者であるSusan Smulyan(Brown Univ.とThomas Zeier(Univ.of Colorado, Boulder)を招き、研究分担者である藤田文子(津田塾大学)を加えて、映画、芸術、科学、教育、スポーツ交流など、多様な切り口からの報告・議論を行なった。同会議のコメンテーターは研究代表者である能登路雅子が、司会は分担者である遠藤泰生がそれぞれ務めた。更に、この専門家会議のために提出された論文と研究分担者・研究協力者の論文をまとめ、平成19年3月に成果報告書として刊行した。 今年度中に研究代表者および分担者が行った海外調査については、11月に矢口祐人がサイパンのアメリカン・メモリアル・パークにて、日本人観光客を対象とした戦争展示についての資料収集を行った。その調査結果は上記成果報告書論文に収められている。 また、研究に必要と思われる文献として、アメリカ政治関連の文献、アメリカの対日政策関連文書などを購入した。
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Research Products
(28 results)