2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15201057
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
舘 かおる お茶の水女子大学, ジェンダー研究センター, 教授 (50155082)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 るり お茶の水女子大学, ジェンダー研究センター, 教授 (80184703)
佐藤 バーバラ 成蹊大学, 文学部, 教授 (50266201)
足立 眞理子 大阪女子大学, 人文社会学部, 教授 (10347479)
坂元 ひろ子 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (30205778)
洪 郁如 明星大学, 人文学部, 専任講師 (00350281)
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Keywords | ジェンダー / 近代 / 植民地 / 東アジア / 消費文化 / メディア / グローバル化 / 都市 |
Research Abstract |
1.2004(平成16)年度は、以下の3つの研究集会を開催し、本共同研究の前半の成果発表を行うとともに、「モダンガール」研究にかかわる海外研究者との交流を図った。(1)国際ワークショップ「アジアのモダンガールと<世界>-グロ-バル資本・植民地的近代・メディア表象-」(2004年9月22日〜23日、於お茶の水女子大学)、(2)若手研究者ワークショップ「アジアのモダンガールと<世界>-変容するモダニティ-」(2004年9月24日、於同上)、(3)国際シンポジウム「アジアのモダンガールと<世界>」(2004年9月25日、於東京ウィメンズプラザホール)。これらの集会には研究分担者のほかに、海外研究協力者(タニ・バーロウ、キム・ウンシル・ヴェラ・マッキー)、米国・ワシントン大学の「世界のモダンガール」研究会のメンバー、さらに国内外のPh.D.candidateクラスの若手研究者が参加した。また国際交流基金の資金援助を受けた。 内容的には、本共同研究がカバーする東アジア地域の「モダンガール」現象と、ワシントン大学研究チームがカバーする欧米、南部アフリカ、南アジアにおける事例との対比、さらには「モダンガール現象」へのアプローチや理論的前提をめぐって活発な意見交換がなされ、本共同研究の後半における展開を方向づけるうえできわめて有益な示唆が得られた。報告された20本のペーパーは中間報告書(199頁)としてまとめた。このほかに合計2回の研究会を開催した。 2.個別研究:昨年度に引き続き、個別研究として沖縄等の国内調査、大連、南京、台湾等の海外調査を行い、資料収集を進めた。
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Research Products
(13 results)