2004 Fiscal Year Annual Research Report
歴史情報資源活用システムと国際的アーカイブズネットワークの基礎構築に向けての研究
Project/Area Number |
15202015
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Research Institution | Gakushuin University |
Principal Investigator |
高埜 利彦 学習院大学, 文学部, 教授 (90092254)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安藤 正人 人間文化研究機構国文学研究資料館, アーカイブズ研究系, 教授 (90113422)
小風 秀雄 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化研究科, 教授 (90126053)
横山 伊徳 東京大学, 史料編纂所, 教授 (90143536)
吉田 伸之 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40092374)
保坂 裕興 駿河台大学, 文化情報学部, 助教授 (30219159)
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Keywords | アーカイブズ / アーカイブズ学 / アーキビスト / 文書館 / 歴史資料 / 近代史料 / 近世史料 / 史料調査 |
Research Abstract |
今年度は以下のように7つのプロジェクト・チームを組み、研究代表者・分担者・協力者が分担して研究を実施した。プロジェクトA「国外歴史資料関連施設・アーキビスト養成機関情報収集プロジェクト」は、国内外の関連文献リスト作成と収集ならびに主要文献についての研究会を実施した。プロジェクトB「オーストラリア・プロジェクト」は、9月末に1週間の日程でオーストラリア国立文書館シドニー分館所蔵日本企業記録調査を実施した。プロジェクトC「アーカイブズ学研究プロジェクト」は、4月に元オランダ国立文書館長でアムステルダム大学教授のエリック・ケテラール氏、韓国明知大学の金翼漢教授、中国人民大学の馮恵玲教授を招いて「アーカイバル・サイエンス研究会」を開催するとともに、日本アーカイブズ学会と共同で研究会を実施した。プロジェクトD「近代史料プロジェクト」は、日本近現代史料のISSAR/EACへの適用について研究会を実施するとともに、国文学研究資料館アーカイブズ研究系と共催で12月に「日韓近現代史料の共用化をめざして」と題するシンポジウムを開催した。プロジェクトE「近世史料プロジェクト」は8月に高野山三宝院文書(高野山大学図書館寄託)、3月に伊勢高田専修寺文書の調査をそれぞれ実施した。プロジェクトG「メタデータ研究プロジェクト」はEAD、EACに関する基礎研究を行った。プロジェクトI「中国アーキビスト教育調査プロジェクト」は、4月に北京で開催された国際文書館評議会専門部会(ICA/SAE)主催の「アジア太平洋地域アーカイブズ学教育国際会議」に3名が参加し報告を行った。
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Research Products
(6 results)