2004 Fiscal Year Annual Research Report
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15203012
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| Research Institution | Keio University |
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Principal Investigator |
渡辺 幸男 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (00158669)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
足立 文彦 金城学院大学, 現代文化学部・国際社会学科, 教授 (70103215)
伊藤 公一 千葉商科大学, 商経学部, 教授 (20095417)
林 伸彦 愛知学院大学, 経営学部, 教授 (10308760)
山田 基成 名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (10158222)
高橋 美樹 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (30197181)
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| Keywords | 産業集積 / 実態調査 / 東アジア / 機械金属産業中小企業 / 産地型産業集積 / 一村一品運動 / 自転車産業 |
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| Research Abstract |
本年度は、3年計画の第2年度目になり、初年度における日本国内とタイ・中国での産業集積の現地調査をふまえ、さらに多くの現地調査を重ねた。具体的には、8月初旬における山形県での機械金属関連産業中小企業の実態調査(20件余の政策関連機関と企業での聴取り)、8月末から9月初めにかけての中国天津市での実態調査(10件余の自転車産業関連の政策担当機関・自転車産業協会と企業等での聴取り)、11月下旬の熊本県の機械金属関連産業中小企業の実態調査(6件の企業での聴取り)、2月末から3月初めにかけてのタイ国のバンコクおよびその周辺での自動車関連現地企業への聴取り調査、3月中旬における中国瀋陽市での機械金属関連中小企業の実態調査、同じく3月中旬における大分県での一村一品運動関連企業・機関に対する調査、このような調査を行った。
これらの調査は、初年度に手がけた産業集積調査のうちの、機械金属関連の産業集積の同一地域での追加調査と新たな地域での調査、国内産地型産業集積に多大な影響を与えている中国での産地型産業集積の調査、タイでの新たな自動車産業をめぐる産業集積の形成の追加調査、一村一品運動による産業集積形成にかかわる追加調査、これら4つのタイプのものに分けられる。さらに本年度は、タイと同じアセアンに属するが、その中での最後発発展途上国であるラオスでの調査も手がけた。特にそのために基礎的資料となるビエンチャンでの工業事業所の個票データを入手する等の、次年度での分析のための基礎的準備作業を行った。
これらを通し、次年度の報告書作成に向けて、部分的ではあるが、密度の濃い調査により、アセアン・中国を含む東アジアにおける産業集積の新展開と、国内産業集積の将来展望について検討に有効な重要な資料を作成・入手した。
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Research Products
(2 results)
