2004 Fiscal Year Annual Research Report
砂糖・コーヒー・米に見る20世紀の大衆消費展開とアジア輸出経済の変容
Project/Area Number |
15203017
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
加納 啓良 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (00134635)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池本 幸生 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20222911)
高橋 昭雄 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (90282706)
山本 博史 茨城大学, 人文学部, 教授 (40302319)
宮田 敏之 天理大学, 国際文化学部, 助教授 (70309516)
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Keywords | タイ / ベトナム / インドネシア / ミャンマー / モーリシャス / 砂糖輸出 / 米輸出 / コーヒー輸出 |
Research Abstract |
2004年7月16日、10月8日、1月28日の3回にわたって研究会を開き、以下の研究報告について質疑討論を行った。 7月16日 山本博史「タイ砂糖産業の展開と現況」 10月8日 久米高史「ジャワの茶農園視察メモから」 加納啓良「インドネシアの砂糖、米密輸入問題」 三本木一夫「インドネシアのコーヒー事情」 1月28日 池本幸生「ベトナムのコーヒー産業現地調査を終えて」 久米高史「モーリシャスの糖業事情(予備報告)」 さらに年度初めに立てた計画にもとづき、下記の海外調査を実施した。 ・2004年7月 山本博史(タイ砂糖産業の現況) ・2004年10月 高橋昭雄(植民地期ミャンマーの農業事情につき英国で史料調査) ・2004年12月 加納啓良、池本幸生ら(ベトナムのコーヒー産業の現況) ・2005年2〜3月 宮田敏之(タイの米輸出につきタイと香港で調査) ・2005年3月 久米高史(モーリシャス砂糖産業の歴史と現況) この成果を踏まえ、3月14、15日に外国からP.クラトスカ(シンガポール)、プジョ・スムディ(インドネシァ)、A.レイサム(イギリス)の3氏も招聘して、英語による中間報告のシンポジウムを行った。このシンポジウムに提出されたペーパーを合本して、下記の英文中間報告書を作成した。 11の「研究発表」の欄には、主としてこの中間報告書に収録された各自の英文ペーパーを記載する。 Sugar, Coffee, Tea and Rice in Economic History of Modern Asia
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Research Products
(5 results)