2004 Fiscal Year Annual Research Report
中等教育の多様化に柔軟に対応できる高大接続のための新しい大学入試に関する実地研究
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15203031
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
白川 友紀 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (20112021)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山岸 みどり 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (20211625)
鈴木 敏明 東北大学, アドミッションセンター, 教授 (20146111)
鴫野 英彦 大学入試センター, 研究開発部, 教授 (80321561)
長澤 武 広島大学, 入学センター, 副センター長・客員教授 (30335690)
武谷 峻一 九州大学, 高等教育総合開発研究センター, 教授 (60038073)
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Keywords | 入学試験 / 高大接続 / AO入試 / 理科離れ |
Research Abstract |
1.研究打ち合わせ会・研究会・シンポジウムの開催 (1)平成16年8月29日(日)〜30日(月):研究会「SSH等の取り組みと大学入試」(SSHの教員等を交えての研究会を水上で開催した) (2)平成16年11月26日(金):シンポジウム「高校での学びの多様化と大学入試」(課題研究や課外活動における研究を精力的に行っている高校教員の活動や、最近の高校生の学習状況などを話題に、オープンな研究会を筑波大学で開催した) (3)平成16年12月24日(金):研究打合会(主に本科研費の研究者間の研究打ち合わせを東京で行った) (4)平成17年1月26日(金):シンポジウム「授業の改善-2006ゆとり世代を迎える大学」(JABEEに対応した大学教育と、名古屋大学のe-Learningを利用したFDの取り組みを話題にした、オープンな研究会を筑波大学で開催した) (5)平成17年3月13日(日)〜14日(月):研究会「理科離れと大学入試」(実験を重視した理科教育と大学入試について、イギリス、フィンランドの教育、医学分野でのAO入試等についての研究会を川崎で開催した) 2.調査研究 (1)AO入試や他の入試における志望動機の違いなどの実態調査と、入試別の入学者の追跡調査などを各大学で精力的に行った。 (2)卒業研究指導教員による学生の評価を、北大、九州大、筑波大で連携して行うための試行アンケート調査や準備を行った。 (3)SSHや総合的学習を推進する高校など、数校の授業参観を行った。 (4)Webによるアンケート調査を行うサイトの作成を支援するWebサイト(ソフト)を作成した。 3.海外調査研究(中等教育と高等教育の接続に関する海外調査研究) 国際学力調査において高得点であった中国の、北京市内のトップ校とされている数校を訪問し、教育方針、方法、学習の内容などについてインタビューを行った。オーストラリアでの大学入学資格、米国の大学における入学者受け入れの様子、台湾での高大接続に関する調査を行った。 4.中間報告書(本年度の中間報告書を作成した)
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Research Products
(6 results)