2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15204003
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
西川 青季 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60004488)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂内 英一 九州大学, 大学院・数理学研究院, 教授 (10011652)
河野 俊丈 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (80144111)
谷崎 俊之 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70142916)
野口 潤次郎 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (20033920)
マーティン ゲスト 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (10295470)
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Keywords | 未解決問題 / 情報発信 / デジタル化 / フィンスラー幾何学 / 部分多様体論 / 幾何学シンポジウム / 特異点論 |
Research Abstract |
本研究の目的は,世界の第一線で指導的立場にある研究者を専門分野を越えて有機的に結集し,「未踏数学」の研究の基盤を築くとともに,得られた研究業績を我国からの高度な学術情報として迅速に世界に発信し,数理科学の新しい展開に向けての問題提起を行うことにある. この目的に沿って,今年度は次のような研究活動を行った. 1.Advanced Studies in Pure Mathematicsシリーズの編集作業をオンライン上で行うためのシステムとして,「PDF Web配信システム」を構築した. 2.第3回日仏特異点シンポジウムのプロシーディングス「Singularities in Geometry and Topology-Sapporo 2004」をAdvanced Studies in Pure Mathematicsシリーズから出版するため,最終原稿のTeX入力を行った. 3.Advanced Studies in Pure Mathematicsシリーズの既刊42巻のうち,初期に出版されたものは現在すでに入手不可能な状態にある.これら初期に出版されたものをpdfファイルとしてデジタル化し,インターネット上で利用できる形に整えた. 4.幾何学の分野における研究情報の発信を高度化するため,研究者メーリングリストおよびウェブサイトとして利用されている幾何学分科会のホームページのサーバーを更新し,ホームページのデザインを一新するとともに,英語版ホームページを立ち上げた. 5.複素フィンスラー幾何学の他分野への応用に関する総合研究「複素フィンスラー幾何学とその応用」を推進するため,研究集会「Differential Geometry, Sendai 2006」を開催した. 6.部分多様体論の分野における未解決問題を検討するため,研究集会「部分多様体論・湯沢2005」を開催した. 7.第52回幾何学シンポジウムの開催を支援した.
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Research Products
(7 results)