2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15300094
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
宿久 洋 鹿児島大学, 理学部, 助教授 (50244223)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 美智子 東洋大学, 経済学部, 教授 (50150397)
村上 征勝 計数理研究所, 領域統計研究系, 教授 (00000216)
杉山 高一 中央大学, 理工学部, 教授 (70090371)
山本 義郎 多摩大学, 経営情報学部, 助教授 (80301943)
森 裕一 岡山理科大学, 総合情報学部, 助教授 (80230085)
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Keywords | 統計教育 / 統計データ / ネットワーク環境 / データベース |
Research Abstract |
本研究の目的は,Webを利用した双方向的な統計教育用システムを構築することである。本年度このための準備として,現在個々に構築されているシステムを有機的に関連させるために,データアーカイブ用のデータベースサーバを中心としたシステムを再構築を行った。また、そのシステムを基に,以下の研究を実施した。 <1>データ収集・整理 現在のシステムに収録されているデータにインターネット上で入手可能な有益なデータを,対象領域,適用手法などの情報をデータベースに整理するとともに追加した。同時に,他の研究グループや研究者・教育者個人が個別にインターネットにアップしている教育システム等を網羅的に調査し,他の研究者・教育者が活用できるように情報を整理した。 <2>データ検索用の検索システムの充実 データの検索を有効に行えるよう検索システムデータベースのキーワードを充実させ、多方面からの検索が可能なインタフェースを構築した。 <3>データ公開システムの構築 データアーカイブで選択されたデータに対するデータ解析支援システムを再構築した。現有のシステムを他のシステムで再利用可能なように汎用化を進め構成する。 <4>ISIや統計・教育関係の学会での成果発表・研究交流 国際統計協会(ISI2003,ベルリン)をはじめ、統計学会や数学教育学会において,研究成果を報告した。詳細は以下のとおりである。 [1]統計情報データベースの現状と課題,第14回日本分類学会シンポジウム講演予稿集,59-70. [2]統計教育学習支援システム"DoSS@d",平成15年度情報処理研究集会講演論文集,453-456. [3]データ・解析事例データベースの構築,第17回日本計算機統計学会大会論文集,85-86. [4]データ(シナリオ/ストーリ)に基づく統計学習システムの構築,2003年度統計関連学会連合大会講演報告集,170-173. [5]:統計学習のためのオンラインシステムの作成,2003 PC Conference論文集,51-52. [6]Webベース統計解析システムの開発,第17回日本計算機統計学会シンポジウム論文集,11-14. なお、雑誌論文については別記のとおりである。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] A.Takeuchi, K.Suenaga, H.Yadohisa, K.Yamaguchi, M.Watanabe, Ch.Asano: "Dynamic link library for statistical quality control"Frontiers in Statistical Quality Control. 7. 28-40 (2004)
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[Publications] 橋口博樹, 宿久 洋: "クラスタリングされた大量データの低次元表示法"目白大学経営学研究. 1. 43-50 (2003)
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[Publications] Y.Mori, Y.Yamamoto, H.Yadohisa: "Data-oriented Learning System of Statistics based on Analysis Scenario/Story (DoLStat)"Bulletin of the International Statistical Institute, 54th Session Proceedings. 2. 74-77 (2003)