2006 Fiscal Year Annual Research Report
トレーニング休息の設定の仕方がトレーニング効果に及ぼす影響:超回復の観点から
Project/Area Number |
15300217
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
尾縣 貢 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 助教授 (90177121)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高松 薫 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (90015727)
征矢 英昭 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 助教授 (50221346)
西保 岳 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 助教授 (90237751)
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Keywords | 超回復 / トレーニング負荷 / 休息 / キネティクス / 生体反応 / 筋活動 |
Research Abstract |
握力による力発揮能力およびグレーディング能力の回復過程を検討したが,全身性の運動あるいは大筋群を使う運動においても,それらの回復過程を検討する必要のあることが指摘された.そこで本研究では高強度ジャンプトレーニングおよび高強度ウエイトトレーニング(スクワット)を疲労負荷として用い,ジャンプ運動におけるパフォーマンスおよびグレーディングの回復過程を検討した. これまでに何らかのスポーツ歴を有する成人男子16名を被験者を8名ずつのジャンプトレーニングを実施するジャンプ群およびスクワットトレーニングを実施するスクワット群にグループに分けた.プライオメトリクス群はスクワットジャンプを30%1RMで10回,3秒に1回のテンポで反復し,2分ごとに実施し,1セット目の平均跳躍高の70%未満になったらオールアウトとした.スクワット群はハーフスクワットを80%RMで6回,5秒に1回のテンポで反復し,これを3分毎に実施して,このテンポに合わせて行えなくなった時点をオールアウトとした. 疲労運動開始前(pre),疲労運動終了30分後(post5),4時間後(post4h),24後(post24h),48時間後(post48h),72時間後(post72h),96時間後,144時間後(post144h)に測定を実施した. それぞれの測定で,垂直跳の主観的強度60,70%,80%,90%,100%での試技をフォースプラットフォーム上で行ない,下肢三関節の発揮トルクを算出するとともに,下肢8関節の筋活動電位を表面双極導出法により導出した. 現在,全ての実験を終了し,データの解析を進めている段階である.
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Research Products
(1 results)