2006 Fiscal Year Annual Research Report
信州大学インターネット大学院におけるマルチメディア利用CAIシステムの高度化研究
Project/Area Number |
15300274
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Research Institution | SHINSHU UNIVERSITY |
Principal Investigator |
師玉 康成 信州大学, 工学部, 教授 (20226129)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 八束 信州大学, 工学部, 教授 (50021019)
不破 泰 信州大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00165507)
和崎 克己 信州大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (70271492)
新村 正明 信州大学, 工学部, 助教授 (20345755)
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Keywords | 遠隔教育 / インターネット大学 / CAIシステム / マルチメディア / ストリーミング配信 / セキュリティ技術 / プルーフチェッカ / 教育システム情報工学 |
Research Abstract |
本研究の目標は、「文字・音声・映像がメディアミックスされた、より判りやすいCAI教材」の研究開発であった。とりわけ、教育効果の高いCAIコンテンツとして機能強化からびに改善するためにマルチメディアを利用し、本年度は特に、以下の項目に関する高度化研究を実施した。 (1)マルチメディアコンテンツの配信技術の検討 (2)コンテンツに関わるセキュリティ技術の高度化 コンテンツ配信技術の高度化に伴い、受講生の本人確認や、ストリーミング配信データの第3者による「タダ取り」を防止するための、種々のセキュリティ技術の導入が必要となるため、これに係る研究を昨年度に引き続いて実施した。 具体的には、配信開始時のパスワード認証機構の強化、サーバ・クライアント接続のセキュア仮想回線による接続技術(SSL、RSA認証)の導入、配信データへの電子透かし・情報埋め込み(ステガノグラフィ)技術の導入の検討等である。 補助事業として3年度に渡り実施された各要素技術を組み合わせ、実際のインターネット大学院システム上での実証試験ならびに有用性の評価を開始した。これと並行して、各研究に関して得られた包括的成果の発表を国内外にて行った。 なお、海外共同研究者(ポーランド)とは、Web-Mizarプルーフチェッカー演習システムの開発を共同で実施した。
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Research Products
(4 results)