2005 Fiscal Year Annual Research Report
WebGISを用いた官庁統計データベースの構築に関する研究
Project/Area Number |
15300310
|
Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
矢野 桂司 立命館大学, 文学部, 教授 (30210305)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中谷 友樹 立命館大学, 文学部, 助教授 (20298722)
磯田 弦 立命館大学, 文学部, 専任講師 (70368009)
武田 祐子 東京都立大学, 大学院・理学研究科, 助手 (30343396)
|
Keywords | GIS / WebGIS / センサス / 官庁統計 / 小地域統計 / 地域メッシュ / 人口移動 / ジオデモグラフィクス |
Research Abstract |
最終年度では、以下のように、継続的な官庁統計などのGIS化と、その応用的事例研究を蓄積した。 1.官庁統計などのGIS化 1)2000年京阪神大都市圏パーソン・トリップ(PT)調査:PT調査データを、京都府内に関してGIS化できるように整備した。 2)1991、1996、2001年年事業所・企業統計調査小地域集計(町丁・大字集計、調査区集計):全国の調査区集計データの整備を行った。また、京都府に関しては、京都府から調査票データの提供を受け、産業小分類レベルでの町丁・大字集計、調査区集計データを作成した。 3)1990、2000年国勢調査人口移動集計:国勢調査人口移動集計から、エントロピー最大化法を用いて5歳年齢階級別市区町村間人口移動を推計し、データ整備と共に、流線図でのGIS化を整備した。 4)2000年マレーシア国勢調査人口移動集計:マレーシア科学大学(Universiti Sains Malaysia)のRuslan Rainis教授との共同研究により、マレーシアの国勢調査から国内人口移動のGIS化を行った。 5)ジオデモグラフィクス(Mosaic Japan):(株)アクトンウィンズより、Mosaic Japanのデータ利用を受け、2000年国勢調査小地域集計の町丁・字等集計の境界データとのマッチングを検討した。 6)1970年以降の日本の人口動態統計:死亡統計などのデータGIS化を行ない、保健医療関係の統計の境域データ化を行った。 2.応用的事例研究 1)事業所・企業統計調査による駅勢圏内の事業所の立地変化を明らかにした。 2)ジェンダー・マップの作成 3)マイクロシミュレーションを用いた公共交通手段の分析を行った。 4)テキストマイニングを用いた消費者購買行動の分析を行った。 5)英国センサスの教育・研究機関へのデータ提供システムを検討した。 6)WebGISによる官庁統計の配信システムを構築した。
|
Research Products
(13 results)