2004 Fiscal Year Annual Research Report
Well-being(福祉・いい暮らし・幸福)概念の再検討とその実践的適用
Project/Area Number |
15320001
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
篠 憲二 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20086119)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 哲郎 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (70117711)
野家 啓一 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40103220)
座小田 豊 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20125579)
荻原 理 東北大学, 大学院・文学研究科, 講師 (00344630)
川本 隆史 東京大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40137758)
|
Keywords | 福祉 / 幸福 / QOL / 臨床倫理 / コミュニケーション |
Research Abstract |
1.前年度に確立された研究体制に則り、研究メンバーは班ごとの研究を継続しこれを発展させた。 2.2004年6月11日イギリスのケンブリッジ大学ニーダム研究所にて、「東北大学ケンブリッジフォーラム」の一部として、清水が同研究所のChristopher Cullenと共同で組織したワークショップ「西洋・東洋の思想史・医学史における生・病・死」が開催され、清水・荻原がこれに参加した。同研究所のGeoffrey Lloydが司会を務めた。 3.10月16日東北大学にて若桑みどり(川村学園大学)の講演会(題目「男女共同参画とWell-being-男性支配型社会の危機と男女協調型社会の未来-」)を、東北大学文学部・東北大学文学部同窓会と共同で開催した。ジェンダー論の視点から現代日本社会のwell-beingの可能性について討議した。 4.10月23日桜の聖母短期大学にて川本が「電脳兎はwell-beingの夢を見るか」と題する講演を行ない、研究成果の中間報告がなされ、今後の研究の展望が語られた。 5.10月24日桜の聖母短期大学にてシンポジウム「Well-beingの現在」を開催した。清水が司会し、長谷部が「規範としての農村風景-Well-beingと関連づけて-」という題で、直江清隆(山形大学)が「技術と善き生」という題で提題を行ない、フロアを交えた討議なされ、研究の中間報告と、今後の研究展望のための議論がなされた。 6.研究資料(主に図書)を選定・購入した。 7.研究資料調査、意見交換のため、東京都立大学、南山大学、立命館大学、聖心女子大学、東京大学、北海道大学に出張を行なった。 8.大学院生の助けを借り、研究資料の整理を行なった。
|
Research Products
(7 results)