2003 Fiscal Year Annual Research Report
外国語による日本文学研究文献のデータベース化に関する調査研究
Project/Area Number |
15320034
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | National Institute of Japanese Literature |
Principal Investigator |
伊藤 鉄也 国文学研究資料館, 研究情報部, 助教授 (10232456)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
入口 敦志 国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (80243872)
鈴木 淳 国文学研究資料館, 整理閲覧部, 教授 (40162953)
伊井 春樹 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50036175)
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Keywords | 情報ネットワーク / 外国語論文 / 日本文学研究論文 / データベース / 多言語理解 / 書誌解題 / 国際研究者交流 / 翻訳と研究 |
Research Abstract |
研究計画の1年目である平成15年度の調査研究は、以下の通り多くの成果を得た。 (1)多言語にわたる日本文学研究文献のデータベース化 萌芽研究における予備調査は英語中心であった。本課題では、その対象言語を拡大し、以下の多言語による文献資料1025件を調査整理した。 ・韓国語(360件)・中国語(343件)・ポーランド語(178件)・チェコ語(72件)・英語(38件)・ドイツ語(18件)・イタリア語(10件)・フランス語(5件)・オランダ語(1件) (2)外国語に翻訳された翻訳書・研究書の書誌解題を刊行 本研究の成果の一部は、報告書『海外における源氏物語』(発行:平成15年12月6日・国文学研究資料館、編集:伊藤鉄也)として刊行・配布した。これはインターネットでも好評を得、全国の大学図書館等から入手方法など多数の問い合わせを受けた。 (3)海外の研究者から情報を収集し今後の協力関係を確認 本年度は、次の大学をはじめとする多くの関係者の理解を得て、貴重な情報やアドバイスと協力をいただいた。 コロンビア、イエール、ワルシャワ、ネルー、デリー、オックスフォード、ケンブリッジ、ロンドン、輔仁、中国文化の各大学。 (4)積極的に学会に参加して本課題に関する報告および情報を収集 口頭発表は、「外国語による日本文学研究文献のデータベース化について」(伊藤鉄也、第21回DB-West、平成15年6月8日、於大阪樟蔭女子大学)、国際学会への参加は、第10回EAJS学会2003(平成15年8月27-30日、於ポーランド・ワルシャワ大学)がある。 (5)成果の公表 国際研究集会「海外における源氏物語の世界 翻訳と研究」・(平成15年12月6日、於大阪大学)で、本課題の成果を公開展示した。なお、本研究の成果は、下記のホームページで公表している。 http://www.nijl.ac.jp/~t.ito/HTML/R5.0_kaken.html
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Research Products
(1 results)