2004 Fiscal Year Annual Research Report
東南アジア研究のための多言語文書処理システムの開発
Project/Area Number |
15320049
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Research Institution | TOKYO UNIVERSITY OF FOREIGN STUDIES |
Principal Investigator |
高島 淳 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (40202147)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
峰岸 真琴 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (20190712)
澤田 英夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (60282779)
塩原 朝子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助手 (30313274)
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Keywords | 多言語処理 / ビルマ文字 / ジャワ文字 / バリ文字 / ラオ文字 / パーリ語 / サンスクリット語 / T_EX |
Research Abstract |
1.ジャワ文字の結合文字のパターンの調査などに基づいて、ジャワ文字フォントをmetafontによって作成し、ジャワ語処理システムを作成した。 2.古典バリ語に必要なフォントを追加作成して、サンスクリット系語彙を含んだバリ語についても処理可能なバリ語処理システムの実用化を達成した。 3.ビルマ文字の碑文資料などの歴史的文字資料の現地調査を行い、それらの調査に基づいて、ビルマ文字システムの試作バージョンに対して改良を加え、独自にビルマ文字フォントをmetafontによって作成し、ビルマ語処理システムの実用化を達成した。 4.ラオスにおいて現在用いられている文字資料および碑文などの歴史的資料などについて現地調査を行い、それらの調査などに基づいて、ラオ文字フォントを更に洗練させると同時に、ラオ語処理システムの実用化を達成した。 5.多くの研究者がこのシステムを利用できるようにマニュアルを整備する必要があるが、これは本年6月提出予定の研究成果報告書という形で準備の最終段階にあり、システムをWeb上で公開すると同時に、CD-R付きの報告書という形式で配布が可能となるようにする予定である。
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Research Products
(5 results)