2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15320111
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Research Institution | Tohoku Gakuin University |
Principal Investigator |
辻 秀人 東北学院大学, 文学部, 教授 (30244966)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
熊谷 公男 東北学院大学, 文学部, 教授 (70153343)
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Keywords | 土師器研究会 / 岩手県内陸北部の土器 / 福島県南部の土器様相 / 会津盆地の土器様相 / 土器の併行関係 / 続縄文土器 |
Research Abstract |
平成17年度の研究内容は、資料調査、資料収集、研究会の開催である。 研究会は9月22日〜25日に青森県八戸市、3月10日〜12日に白河市、会津若松市で開催した。八戸市の研究会では史跡根城跡出土土師器、丹後平古墳群出土土器などについて資料観察および意見交換が行われ、同地域の編年案が作成された。白河市では福島県南部の栗囲式土器の観察および討論、会津若松市では樋渡台畠遺跡出土資料など会津盆地の6唐7世紀代の土器群について観察し、意見交換が行われた。 資料調査は会津若松市、盛岡市、二戸町、札幌市、千歳市で実施した。会津若松市では福島県立博物館収蔵資料の調査を実施し、会津盆地の土器様相把握に努めた。盛岡市では岩手県立博物館収蔵、二戸町堀野遺跡出土資料の調査を実施、続いて二戸町で二戸町教育委員会所蔵堀野遺跡等の出土資料を調査し、岩手県内陸部北部の土器様相を把握した。札幌市、千歳市では続縄文初期の土器群を集中的に観察し、続縄文土器と東北北部の土師器の関係を調査した。 以上の研究会、資料調査で収集したデータを記録、整理作業を年間を通して実施した。
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Research Products
(1 results)