2004 Fiscal Year Annual Research Report
ポスト冷戦時代のロシア・中国関係とそのアジア諸地域への影響
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15330030
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
岩下 明裕 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (20243876)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石井 明 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10012460)
中野 潤三 鈴鹿国際大学, 国際学部, 教授 (70319408)
吉田 修 広島大学, 法学部, 教授 (60231693)
荒井 信雄 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (10316284)
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Keywords | 国境 / ロシア / 中国 / 極東 / アジア共同体 / 北朝鮮 / 中央アジア / 上海協力機構 |
Research Abstract |
平成16年度は、最終年度の事業終了にむけて、中間的業績の作成および海外との研究交流に重点を置いた。 研究課題に関する、平成16年度の成果は以下の通り 1 当該研究課題に関する国際会議・セミナーなどの開催 (1)4月4日 現地調査報告「モンゴルと上海協力機構」(岩下明裕:スラブ研)座談会「パイプラインと北東アジアの国際関係」(荒井信雄:スラブ研、石井明:東京大学、吉田修:広島大学、伊藤庄一:ERINA) (2)6月7日「タジキスタン内戦と戦後復興」(M.トシムハンマドフ:タジキスタン) (3)7月14日-16日:「21世紀のシベリア・極東:『アジア共同体』のパートナー」(スラブ研)2004年度夏期国際シンポジウム:札幌ルネサンスホテル COE企画と共催) (4)11月8日「ロシア極東の経済」(P.ミナーキル:ロシア、N.ミヘーエワ:ロシア) (5)12月6日「中国とロシア」(A.ヴォスクレセンスキー:ロシア) (6)12月12日 現地調査報告「中国とカザフスタン・キルギスタン国境」(岩下明裕) 座談会「中央アジアの最新情勢」(石井明:東京大学、河東哲夫:前ウズベキスタン大使、野田順子:NHK国際部、湯浅剛:防衛研究所、宇山智彦:スラブ研) (7)2005年2月28日(月) ラウンドテーブル「国境・移民問題を越えて:中国とロシアの地域協力は新時代を迎えたのか?」(V.ラーリン:ロシア、L.ラーリナ:ロシア、殷剣平:中国) 2 当該研究に関する海外での成果報告など (1)2004年4月19-20日 ソウル大学 (2)2004年5月22-23日 モスクワ国際関係大学 (3)2004年11月5日 ウラジオストク 歴史民族考古研究所 平成17年度は個々の地域研究に連関をもたせ、中ロ関係がアジア及びユーラシアに与えている影響の全体像を研究分担者との共同作業において総括していく予定である。
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Research Products
(7 results)