2005 Fiscal Year Annual Research Report
有機農産物の安全性を考慮した消費者への情報提示と小売店の店舗デザイン
Project/Area Number |
15330088
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
小川 孔輔 法政大学, 経営学部, 教授 (50105855)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 周造 横浜国立大学, 経営学部, 教授 (30060015)
西尾 チヅル 筑波大学, ビシネス科学研究科, 教授 (80241769)
青木 道代 玉川大学, 経営学部, 助教授 (50289790)
竹内 淑恵 法政大学, 経営学部, 教授 (40366828)
酒井 理 大阪商業大学, 総合経営学部, 講師
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Keywords | 有機野菜 / 地産地消 / 食の安全性 / 有機野菜加工 / 店頭調査 |
Research Abstract |
今年度、研究グループ全体、各チーム、個人の研究は、以下のように進展した。 1 全体としての取り組み (1)最終報告のまとめに向けて、法政大学で2回の合同ミーティング(8月5日、12月19日)を開いた。 (2)有機野菜を食材として使った外食産業の取り組みを知るために、12月5日に、講演セミナー(ワタミファーム社長:武内智氏)を開いた。(3)同日には、イトーヨーカ堂本社(四ッ谷)訪問し、押久保清志氏に、「顔の見える野菜」のその後の展開についてインタビューした。(4)イオングループの取り組みについて、6月27日、幕張本社を訪問し、植原千之氏に「有機野菜ブランド化と流通(グリーンアイ)」についてインタビューを実施した。 2 座長の小川 (1)インド・マレーシアの花き野菜産地・パッキング施設訪問(7月1日〜7日)、(2)米国テキサス州の自然食品系スーパー、ホールフーズの店舗調査(7月23日〜30日)、(3)小川孔輔(2005)「有機農産物の流通、安全性、消費者反応に関する既存研究の概観(中):有機農産物の国際貿易、食の安全性に対する消費者反応」『経営志林』、(4)小川孔輔(2005)「急成長する米国オーガニックSM、ホールフーズ社の謎を解く」『チェーンストアエイジ』6月5日号、(5)小川孔輔(2005)「米国LOHAS層を牽引するホールフーズはなぜ急成長したのか」『チェーンストアエイジ』12月1日号。 3 その他の成果 (1)阿部・青木のチームは、生活クラブ小田原支部でアンケート調査を実施(2005年12月初旬)した。その結果は、阿部周造(2005)「「有機」野菜に対する消費者の態度と行動」『横浜経営研究』第26巻第2号で発表した。(2)西尾・竹内のチームは、12月11日に、日本マーケティングサイエンス学会全国大会(法政大)で、報告「有機野菜に対する価値構造の分析」で研究発表を行った。(3)小川・酒井のチームは、築地青果商組合に、前年度の店舗調査結果の説明をした。
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Research Products
(4 results)