2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15330119
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Research Institution | SHUKUTOKU UNIVERSITY |
Principal Investigator |
長谷川 匡俊 淑徳大学, 総合福祉学部, 教授 (10095408)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梅原 基雄 淑徳短期大学, 社会福祉学科, 教授 (60279669)
松本 園子 淑徳短期大学, 社会福祉学科, 教授 (40085543)
菊池 義昭 東洋大学, ライフデザイン学科, 教授 (50258927)
矢上 克己 金城大学, 社会福祉学部, 助教授 (00329442)
井村 圭壮 岡山県立大学, 短期大学部, 教授 (10203332)
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Keywords | 歴史 / 社会福祉形成史 / 戦前期 / 施設 / 社会事業要覧 / 内務省 / 社会事業 / 地域 |
Research Abstract |
1.東北ブロック・北信越ブロック・関東ブロック・中国四国ブロックは、それぞれ研究活動の総まとめとして共同研究最終年初めより都道府県別報告書作成にとりかかり、各ブロックを中心とする各都道府県レベルでの社会福祉形成史についての歴史的経過と特性を明らかにすることができた。 これまでの総合的研究活動の成果によって得られた共通理解に基づく分析方法を用い、統一基準に基づいて報告書を作成することができた。 2.共同研究活動最終年として、内務省統計と各ブロックごとの調査によって明らかになった都道府県別要覧を資料として活用することによって、社会福祉形成史の比較検討を行うことが出来た。 収集した都道府県別要覧の史資料に関しては、データベースとして活用するために、アルバイトを雇用してパソコン入力した。 3.共同研究最終年として研究開始からの懸案であった内務省統計資料データベース作成を完成することができた。内務省統計をすべて網羅した検索が可能になったことは、今後の社会福祉形成史研究にも非常に有益であろう。さらに、データベースを発展開発させたことにより、各都道府県資料と内務省統計資料をリンクさせることが可能となり、社会福祉形成の歴史に関するクロス集計及びコートフェリオ表示等を実現させることができた。
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