「民衆の学び」の喚起と組織化に関する史的研究-府県「就学告諭」の収集と分析-

2004 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 15330169
• Research Institution: Daito Bunka University
• Principal Investigator: 荒井 明夫 大東文化大学, 文学部, 教授 (60232005)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 小熊 伸一 岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教授 (40221155) ; 大矢 一人 藤女子大学, 文学部, 教授 (10213878) ; 川村 肇 獨協大学, 外国語学部, 助教授 (60240892) ; 熊澤 恵理子 東京農業大学, 教職学術センター, 助教授 (90328542) ; 谷 雅泰 福島大学, 人間発達文化学類, 助教授 (80261717)
• Keywords: 就学 / 学制 / 学校 / 地域 / 教育要求 / 四民平等 / 学問 / 布告

Research Abstract

2004年度の重点的研究目標は、(1)「就学告諭」の全都道府県を対象とした史料収集の予備調査を終了する。(2)収集した史料を分類・整理、作業仮説の緻密化・調査対象地域を類型化する。(3)重点地域の調査実施。(4)第48回教育史学会大会のコロキウムで、史料の紹介・分析、仮説を提示する。であった。
2004年度本研究プロジェクトはほぼ毎月研究会例会を重ね、合計開催回数は8回を数えた。また9月には全員参加による合宿を実施し、10月には第48回教育史学会大会コロキウムにおいてこれまでの研究成果を中間発表し、批判を受けた。
また研究調査は、長野県・愛媛県・新潟県・岡山県・福井県・茨城県・山梨県・青森県・岩手県・山形県を対象に調査を実施し、成果を得ることができた。