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2005 Fiscal Year Annual Research Report

日米豪の留学交流戦略の実態分析と中国の動向〜来たるべき日本の留学交流戦略の構築〜

Research Project

Project/Area Number 15330177
Research InstitutionHitotsubashi University

Principal Investigator

横田 雅弘  一橋大学, 留学生センター, 教授 (90200899)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 坪井 健  駒澤大学, 文学部, 教授 (00119108)
白土 悟  九州大学, 留学生センター, 助教授 (60154374)
太田 浩  一橋大学, 大学院商学研究科, 専任講師 (70345461)
Keywords大学対象アンケート調査 / 日本の大学のケース研究 / 日本の大学の国際化戦略 / 日本の大学の留学生受入れ政策 / アジア諸国との比較
Research Abstract

1.平成17年度は、まず初めに16年度に刊行したこれまでのアジア諸国の留学交流戦略の調査報告書『アジア太平洋諸国の留学生受け入れ政策と中国の動向』をホームページに全文アップして閲覧に供した。
2.この調査での知見を踏まえ、日本の大学の留学交流政策について、日本のすべての4年制大学を対象としたアンケート調査「全国大学の学生国際交流に関する質問紙調査」を実施し、5割を超える有効回答を得た。調査項目の概要は、(1)国際化に関する対応、(2)外国人留学生の受け入れ、(3)日本人学生の送り出しに関するものである。そのデータについて、単純集計、クロス集計、ならびに多変量解析を用いた分析を行った。この結果、留学生をほとんど受入れていない大学が多数存在すること、留学生受け入れ割合の多い大学が必ずしも国際化の施策に熱心であるとはいえないこと、地方の公立大学の中に国際化が進んでいない大学が存在することなどが明らかになった。
3.また、先進的な大学のケース研究として、私立と国立の各1大学について訪問調査を行った。ケース研究については、今後引き続き実施する予定である。
4.次に、これらの成果発表として、平成17年3月にホノルルで開催された比較国際教育学会(CIES)50周年記念大会において全メンバーによるパネル発表を行った。発表の構成は、(1)アジア太平洋諸国の留学交流政策の特徴、(2)これまでの日本の留学生受け入れ政策の特徴、(3)日本の大学を対象とした留学生政策と国際化に関する質問紙調査の分析、(4)これからの日本の留学生政策に関する課題と提言である。
5.これらの成果を、最終報告書『日米豪の留学交流戦略の実態分析と中国の動向〜来たるべき日本の留学交流戦略の構築〜』として刊行した。
なお、高回収率を得た今回のアンケート調査結果については、今後さらに分析を継続する予定である。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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