2005 Fiscal Year Annual Research Report
小・中・高一貫制にもとづく教科・教科外のカリキュラム開発研究
Project/Area Number |
15330184
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
桑原 隆 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (60073920)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長洲 南海男 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (90018044)
田中 統治 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (40128046)
大高 泉 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (70176907)
井田 仁康 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助教授 (20203086)
飯田 範子 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (00344846)
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Keywords | 小・中・高一貫制 / カリキュラム開発 / 教科 / スキル / ニュージーランド / 総合的な学習 / 語彙 / 才能ある子ども |
Research Abstract |
7回の全体研究会と、各教科においては随時情報・意見交換会を開催し、(1)カリキュラム全体の基本的な考え方、(2)各教科におけるカリキュラム開発、(3)教科外(道徳・特別活動・総合的な学習)のカリキュラム開発、および(4)海外のカリキュラム開発の動向の四つの視点から、小・中・高一貫制カリキュラムの開発について研究を積み重ねた。(4)については、(1)〜(3)の領域とも関係している。 (1)については、国内及び海外においてカリキュラム改革に取り組んでいる事例を考察し、スキルの系統化や到達目標の明確化の重要性等を確認した。(2)については、国語科/算数・数学科/理科/社会科/英語科/体育科/家庭科において、四校研(筑波大学の東京地区の附属小・中・高等学校および筑波大学の教員からなる教科研究を中心とした研究組織)と連携し、それぞれの教科ごとにカリキュラム開発の研究を行った。国語科では、語彙力の実態調査を踏まえ、古典・文語的表現の領域について一貫カリキュラムやその実践を試みた。算数・数学科及び体育科においては、四校研に連携して公開研究会を附属小学校及び附属中・高等学校において開催した。理科では、米国の才能ある子ども(Gifted Children)に対する初等・中等教育の事例を明らかにした。また、社会科ではニュージーランドでの小・中・高一貫教育の事例を明らかにした。 (3)については、道徳教育についてドイツの事例を、特別活動ではキャリア教育について、総合的な学習については全国の事例や筑波大学附属学校の事例を考察した。
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Research Products
(2 results)