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2003 Fiscal Year Annual Research Report

心拍変動からみた日本人の自律神経活動の個人差

Research Project

Project/Area Number 15370104
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionIshikawa Prefectural Nursing University

Principal Investigator

小林 宏光  石川県立看護大学, 看護学部, 助教授 (20225535)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中山 栄純  石川県立看護大学, 看護学部, 助手 (70326081)
Keywords心拍変動 / 自律神経 / 交感神経 / 副交感神経 / HRV / 呼吸 / 個人差 / LF
Research Abstract

本課題の目標は多人数測定を可能とする心拍変動測定手法の確立と,この手法を用いてできるだけ大きな集団での心拍変動パラメータの標準値,分布特性,または他の指標との関連性を明らかにすることである。心拍変動測定は従来実験室内での比較的少人数測定が中心であったことから,大規模調査によって新たな知見が得られることが期待できる。従って本課題で開発し利用する心拍変動測定法は,個々の測定の厳密さよりも簡便さを重視し,サンプル数の大きさをもって集団的特性の推定精度を向上させることが目的である。
心拍変動の測定用機器としては,腕時計型心拍計を利用することを計画していた。しかしながら多数同時に使用した場合電波障害などでやや不安定になる傾向が見られた。そこで有線式のポータブル心電計を購入し比較検討を行った。この測定機器はシンプルなので電波障害のようなトラブルは起こらないが,特注品なので今後の機器の確保が難しい。
また本課題でポイントとなるのは心拍変動測定中の呼吸コントロールである。本年度は大人数が同時に実行可能な呼吸コントロール法を検討することが大きな目標であり,当初の計画ではぜん息患者の健康管理用に市販されているピークフローメータを用いた呼吸コントロールを想定していた。しかしながら予備実験の結果このピークフローメータでの呼吸コントロールはかなり困難であり,実用的でないと判断された。
これらの事情を考慮して,腕時計型心拍計を用いた呼吸リズムのみのコントロールによる大量測定と,有線ポータブル心拍計と差圧式呼吸流量計の組み合わせによる比較的少人数測定の両面で進めていくことを検討している。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 小林宏光 他: "生理人類士入門"国際文献印刷社. 139 (2003)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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