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2004 Fiscal Year Annual Research Report

心拍変動からみた日本人の自律神経活動の個人差

Research Project

Project/Area Number 15370104
Research InstitutionIshikawa Prefectural Nursing University

Principal Investigator

小林 宏光  石川県立看護大学, 看護学部, 助教授 (20225535)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中山 栄純  石川県立看護大学, 看護学部, 助手 (70326081)
Keywords心拍変動 / 自律神経 / 交感神経 / 副交感神経 / HRV / 呼吸 / 個人差 / LF
Research Abstract

本課題の目標は多人数測定を可能とする心拍変動測定手法の確立と,この手法を用いてできるだけ大きな集団での心拍変動パラメータの標準値,分布特性,または他の指標との関連性を明らかにすることである。心拍変動測定は従来実験室内での比較的少人数測定が中心であったことから,大規模調査によって新たな知見が得られることが期待できる。従って本課題で開発し利用する心拍変動測定法は,個々の測定の厳密さよりも簡便さを重視し,サンプル数の大きさをもって集団的特性の推定精度を向上させることが目的である。
3月に成人男性40名を対象とした実験を行った。各被験者は呼吸,姿勢条件を変えながら4回の測定繰り返しを行った。被験者は40名であるが,繰り返し数を考えると160サンプルを得られたことになり,1集団の計測としては当初の目標はほぼクリアできたと言える。
またこの測定では非常に大量のデータが得られるので,データ管理やエラー修正のためのソフトウェアを開発した。本年度は比較的少人数での試験的測定を行うことのみを予定していたので,当初計画より若干先行していると言える。
データは現在解析中であるが,修復不可能なエラーや完全な計測ミスは全体の2割程度であり,許容範囲内であると思われる。したがって細部に改良の必要はあるものの,技術的な面だけでなく,被験者募集の方法なども含め,心拍変動の大規模測定の手法は概ね確立できたものと考えられる。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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