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2003 Fiscal Year Annual Research Report

MRIによる摂食嚥下動態の画像解析法の開発についての研究

Research Project

Project/Area Number 15390567
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

本多 康聡  岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (40284070)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 森 貴幸  岡山大学, 医学部・歯学部附属病院, 助手 (90274000)
江草 正彦  岡山大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教授 (90243485)
石田 僚  岡山大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (00327933)
柳 文修  岡山大学, 医学部・歯学部附属病院, 助手 (50284071)
岸 幹二  岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (30033202)
KeywordsMRI / 摂食嚥下 / Videofluorography / 座位 / ビデオ内視鏡 / 超音波
Research Abstract

今年度は健常ボランティア10名を対象に以下の1〜5について検討を行った。
1.座位MRI撮影用チェアの作製
撮影用チェアは撮影姿勢が調整できる構造とし、磁気の妨げにならない木製の材料を選択した。背もたれの角度は垂直から30度後屈までの調整が可能であり、また部分的にクッションを使用することで頭部の安定を得ることができた。しかし座面の調整には改良が必要と思われた。今年度は暫定的ではあるが撮影の目的に沿ったものを作製することができた。
2.座位MRIの撮影
作製した座位MRI撮影用チェアを用い撮影姿勢を変化させ、それらの摂食嚥下動態を検討した。MRI装置は先端医療センターのMRI装置(0.5T, SignaSP, GE社製)を使用した。造影剤は経口造影剤(クエン酸鉄アンモニウム/フェリセルツ【○!R】大塚製薬)を用い、液状やゼリー状の形態の摂食嚥下動態の違いも評価した。今回は舌、咽頭筋、喉頭筋の動きを解析するための基礎的データを収集した。座位での撮影は自然な嚥下動態を評価できる点で有用であると思われたが撮影速度の面では連続性に欠けると思われた。
3.Videofluorography(VF)の画像との比較
従来から行われてきたVFを撮影しMRI画像と比較検討した。画像のスムーズな動きはVFの方が優れているが軟組織の描出はMRIの方が明瞭に描出された。
4.ビデオ内視鏡(VE)の画像との比較
従来から行われてきたVEを撮影しその画像と比較検討した。VEは口腔〜咽頭部の直接の観察が可能であり有用性は高いと思われるが嚥下の瞬間を観察できない。MRIはVEの観察方向と同じ方向での観察が可能であった。
5.超音波(Echo)の画像との比較
Echoを撮影しその画像と比較検討した。Echoは舌背面の動きを明瞭に描出できたがMRIのCoronal方向の観察でも同様の観察ができた。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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