2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15402012
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
西村 幸次郎 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (40063739)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
王 云海 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (30240568)
佐々木 信彰 大阪市立大学, 大学院・経済研究科, 教授 (30145768)
小林 正典 和光大学, 人間関係学部, 助教授 (80366955)
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Keywords | 中国 / 中華民族の多元一体 / 民族区域自治 / 民族慣習法と変通補充規定 / 草原法 / 西部大開発と経済発展 / 民族教育法 / 国際研究者交流 |
Research Abstract |
1、第二年度は次の二回にわたり、現地調査、視察・交流を行った。 (1)平成16年8月14日〜22日(貴陽、北京) 貴州民族学院、道真コーラオ族・ミャオ族自治県において座談会を行い、名所旧跡(遵義会議跡、天龍屯堡、黄果樹大瀑布、紅楓湖)を訪ね、伝統の仮面文化を観賞し、ブイ、ミャオ、トン族の集落を視察した。少数民族慣習法に関する研究の高まりを感ずるとともに民族文化の保存のための試みに触れることができた。座談会の内容は「日本民族法学者与貴州世居民族研究中心関於民族法学研究的座談紀要」『貴州民族学院学報』2004年第6期34〜38頁参照。 (2)平成17年3月25日〜3月31日(昆明、西双版納) 雲南大学において、三回の座談会-(a)省人民代表大会・人民政府の関係者、(b)民族法研究者、(c)民族法専攻の博士課程院生-及び講演を通じて学術交流を行い、現地調査による民族慣習法の研究の重視と少数民族法制史への強い関心を感じた。また、西双版納ダイ族自治州の曼剛村及びダイ族園を視察した。 2、下記の通り、専門知識の提供を受けた。 (1)北川秀樹「中国の自然環境法の課題-黄河中流域の水資源調査を踏まえて-」(平成16年7月22日) (2)徐暁光「中国貴州省雷山県における慣習法-苗族の郷規民約を中心に-(平成17年1月24日) 3、下記の通りシンポジウム、研究会においてコメントを行った。 (1)西村幸次郎-シンポジウム「草原の環境保護と砂漠化防止のための法制度」において、「中国の草原環境法律保護制度の歴史と現状」に対しコメントをした。(拓殖大学平成16年11月6日) (2)小林正典-「中国経済学会全国大会」において、「新疆自治区少数民族地区における貧困問題」に対してコメントした。(桃山学院大学平成16年6月19日) 4、15年度に引き続き成果を公表し、文献の収集、データベース及び関係年表の作成に努めた。
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Research Products
(7 results)