2005 Fiscal Year Annual Research Report
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15402031
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| Research Institution | Hosei University |
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Principal Investigator |
矢作 敏行 法政大学, 大学院・イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (40230289)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
関根 孝 専修大学, 商学部, 教授 (70076933)
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| Keywords | 小売国際化 / グローバリゼーション / 中国:韓国 / チェーンストア / 量販店 |
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| Research Abstract |
1.韓国小売市場の国際化に伴う、小売業の競争に関する論文2件を公表した。矢作は、外資参入が集中している総合量販店市場において、韓国企業が優位性を保持している現状を、現地聞き取り調査に基づき分析し、店舗立地の確保と店舗ブランド資産の維持が先発者である韓国企業に対して、有利に作用していると結論した。また関根論文は消費者に幅広い支持を獲得している百貨店の役割に注目し、韓国百貨店の業態戦略の展開プロセスを論じた。
2.中国小売市場に関する2件の論文がまとめられた。矢作論文は中国の流通近代化が外資を軸に「開かれた流通システム」として発展する可能性を指摘し、日本の流通企業の経営課題を示した。また、関根論文は、家電大国の中国において、メーカーが組織する「閉じられた流通チャネル」(直営店・系列店)と、総合量販店チェーンが組織する「開かれた流通チャネル」が同時並行的に発展する現状を説明し、家電の量販店チェーンがいち早く高いシェアを確保した現状とその背景を分析した。
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