2003 Fiscal Year Annual Research Report
スケルトン並列プログラミングの新しい基盤構築とシステムの実用化
Project/Area Number |
15500020
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
岩崎 英哉 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (90203372)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
胡 振江 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 助教授 (50292769)
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Keywords | 並列プログラミング / 並列スケルトン / 構成的アルゴリズム論 / スケルトンプログラミング / プログラム変換 |
Research Abstract |
本研究は,並列プログラミングを支援する一つのアプローチである「スケルトン並列プログラミング」に注目し,実用的なスケルトン並列プログラミングシステムを構築することを目標としている.今年度は,理論面における考察に加え,実働システムの基本部分の構築を行い,以下のような成果を得ることができた. 1.適切なスケルトンをいかにして選択し(スケルトンの適切な選択),選択したスケルトンをいかにして組み合わせる(スケルトンの適切な組合せ)か,という問題に関しては,適切な選択と組合せを抽象化したaccumulateスケルトンの提案と有効性を検証した. 2.スケルトンの組合せをいかにして最適化するか(スケルトン組合せの適切な最適化)という問題点については,簡易的な融合変換手法(shortcut fusion)を考察し,ある程度の効果を確認することができた. 3.実働システムについては,基本的なスケルトンに加え,accumulateスケルトンを提供するような,C_<++>とMPI(Message Passing Interface)を用いる基本システムを構築した.この基本システムは,上記の簡単な融合変換も行うことができる.
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Research Products
(3 results)
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[Publications] Matsuzaki, K, Hu, Z., Takeichi, M.: "Parallelization with Tree Skeletons"Proc.International Conference on Parallel and Distributed Computing (Euro-Par 2003). 789-798 (2003)
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[Publications] Kakehi, K., Hu, Z., Takeichi, M.: "List Homomorphism with Accumulation"Proc.4th International Conference on Software Engineering, Artificial Intelligence, Networking, and Parallel/Distributed Computing. 250-259 (2003)
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[Publications] 森本武資, 岩崎英哉, 竹内郁雄: "枝刈り機構とメモ化機構をもつ言語"日本ソフトウェア科学会第20回大会論文集. CD-ROM. (2003)