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2004 Fiscal Year Annual Research Report

人間の情報処理解析に基づく知的HMI構築に関する基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 15500121
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

景山 一郎  日本大学, 生産工学部, 教授 (10120403)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 栗谷川 幸代  日本大学, 生産工学部, 助手 (90350032)
Keywords知的HMI / ドライバモデル / ドライバの制御動作 / 車両運動制御
Research Abstract

機械等を操作する場合,人によりその制御特性は大きく異なる可能性があり,システムの安全性,快適性等を考えると,これら個々の人間の特性を明確に把握することにより,トータルシステムの性能を向上させられる可能性がある.知的HMIを考える場合,そのように人間の特性を計測し,個々の人間に合ったシステムに作り替えるという適応性が必要となる.このため,人間の制御動作を計測し,そこから制御動作を同定して,システムに還元するためには,その解析手法を明確化する必要がある.そのような手法を用いることにより,知的ヒューマン・マシン・インターフェイスを構築が可能となる.
そこで,本年度はこのような目的に合致した人間の制御動作モデル構築を行なった.対象を自動車とし,これを運転する人間の特性に注目し,ドライビングシミュレータを用いた実験結果より,どのような制御動作を表現することにより,人間の制御動作が的確に表現できるかについて検討を行った.この結果通常熟練したドライバは,道路形状を用いたフィードフォワード項を操舵主成分として使用しており,これにフィードバック項を,加えて操縦していることを示した.次にこれらを表現するドライバモデルの構築を行なった.また,これら構築した制御変数が個々の人間により異なっている事を示した.これらの結果をさらに検討した結果,これら制御変数を使用すると,個々の人間を評価することができることを明らかにした.なお,以上の結果は,知的HMI構築にとって,非常に重要な手法となる.

  • Research Products

    (3 results)

All 2005 2004

All Journal Article (2 results) Patent(Industrial Property Rights) (1 results)

  • [Journal Article] Analysis for Control Action of Driver's Steer-An Example of Aged Driver-2005

    • Author(s)
      Ichiro Kageyama
    • Journal Title

      自動車技術会春季学術講演会

  • [Journal Article] Construction of Driver model using Feedforward and Feedback2004

    • Author(s)
      Ichiro Kageyama
    • Journal Title

      AVEC International Workshop 2004

  • [Patent(Industrial Property Rights)] 運転行動モデルとその構築方法及び構築システム2004

    • Inventor(s)
      景山 一郎
    • Industrial Property Rights Holder
      日本大学
    • Industrial Property Number
      出願中(特開2004-3067271号)
    • Filing Date
      2004-12-03

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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