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2005 Fiscal Year Annual Research Report

情報科学関連研究のネットワーク構造とその動向把握に関する調査研究

Research Project

Project/Area Number 15500165
Research InstitutionNational Institute of Informatics

Principal Investigator

西澤 正己  国立情報学研究所, 人間・社会情報研究系, 助教授 (00281585)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 孫 媛  国立情報学研究所, 学術研究情報研究系, 助教授 (00249939)
Keywords情報学 / 研究分野 / 国際比較 / キーワード分析 / 共著論文分析 / 引用分析 / データベース
Research Abstract

情報科学分野では、バイオインフォマティックスなどの新しい領域を生み出し、今後さらに他の分野でも情報学との融合により新たな研究分野に発展していくことが予想される。このような新領域の形成は、基礎研究費獲得における研究テーマや、論文の引用状況にその兆候が現れてくると考えられる。この研究では多角的な視点からビブリオメトリック手法や統計的手法を用いることにより、その予兆をいち早く定量的に発見し、今後重点的に推進すべき課題の抽出や、研究分野間のネットワーク構造の時間的変化を示すことによる研究者の新たな研究テーマの創出に資する情報を提供すること、さらに情報学研究を推進するために、我が国の情報学関連研究においては、どの分野の研究が盛んであるか、各分野の特徴は何であるのか、研究者の各分野における分布等について、他国との比較を通じて明らかにすることを目的としている。
本年度は最終年度として、これまでの研究でほぼ手法が確立したキーワードによる分野間関連度の指標作成手法を用い、各種のデータに適用して検討をおこなっている。(1)科学研究費補助金データベースを用い、総合・複合新領域における関連分析を行い、統計数理研究所における研究会で口頭発表をおこなった。(2)昨年度から引き続き、国立情報学研究所のCJPデータベースを用い、雑誌中のキーワード出現頻度から雑誌間相互、あるいは雑誌と科研費の細目分野との関連度の算出をおこなっており、最終結論にはもうしばらく時間がかかるが、これらの結果は7月に国際会議で発表する予定である。(3)さらに、バイオ関連分野、ナノテクノロジー関連分野に対してキーワード分析により関連研究分野の調査および科学研究費補助金における採択件数、採択金額、その経年変化を算出しており、こちらも(2)と同じ国際会議に発表を予定している。
これまでに開発した手法は応用範囲が非常に広く、本予算で購入した特許データベース等を用いた分析も進めており、他のビブリオメトリックス手法を用いた分析と連携して、各方面で興味ある結果が出てくることを期待している。

  • Research Products

    (2 results)

All 2006 2005

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 科研費採択課題における総合領域、複合新領域の関連分析2006

    • Author(s)
      西澤正己, 孫媛
    • Journal Title

      「大規模データ・リンケージ、データマイニングと統計手法」、2006.2.20-21、統計数理研究所 (口頭発表)

  • [Journal Article] 科学研究費データベースによる採択パターン分析2005

    • Author(s)
      西澤正己, 他
    • Journal Title

      情報知識学会誌 Vol.15, No.2

      Pages: 85-88

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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