Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒木 学 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助教授 (60334512)
杉本 知之 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助手 (70324829)
原田 章 甲子園大学, 人間文化学部, 講師 (10263336)
島田 貴仁 警察庁科学警察研究所, 犯罪行動科学部, 研究員 (20356215)
村田 昇 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (60242038)
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Research Abstract |
1.国際会議におけるセッションの組織と運営:平成16年6月にカリフォルニアで開催された国際計量心理学会において,招待講演セッション「Nonnormal Structural Equation Modeling」を組織し講演を行い座長を務めた.狩野は,本研究課題である「Between ICA and SEM」という演題で講演した.具体的な招待講演者は以下の通りであった。 Yutaka Kano, Sohei Shimizu (Osaka U ; U Helsinki, Ke-Hai Yuan (U.Notre Dame) Hirokazu Yanagihara (Tsukuba U.) Haruhiko Ogasawara (Otaru U.Commerce) 2.国際シンポジウムの開催:本研究を遂行するにあたって,平成16年10月に大阪大学においてICAとSEMについての国際シンポジウムを開催した.海外研究協力者との打ち合わせを行い,以下の方々をKeynote speakerとして迎えた.Peter M.Bentler (UCLA, USA), ten Berge (U Groningen, The Netherlands), Aapo Hyvarinen (U Helsinki, Finland), Sik-Yum Lee (Chinese U Hong Kong, China), Ab Mooijaart (Leiden U, The Netherlands), Kazuo Shigemasu (Tokyo U, Japan), Haruo Yanai (National Center for University Entrance Examinations, Japan), Ke-Hai Yuan (U Notre Dame, USA), Albert Satorra (U Pompeu Fabra, Spain).出席者は約80名で,このようなトピックを絞った国際会議としては盛会であり,多くの意見交換がなされた. 3.ICAにおける理論仮説の構築:典型的な(実)データを用いて混合行列に仮定することができる構造(モデル)を検討した.研究代表者の指揮の下,原田,島田が犯罪心理学におけるrisk factorとprotective factorについてのデータを分析し,モデル構築に関する有益な情報を得た.本年9月の学会で報告予定である.
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