2005 Fiscal Year Annual Research Report
超音波検査用の新たなリアルタイムボディーマーカーの開発
| Project/Area Number |
15500346
|
|---|
| Research Institution | JICHI MEDICAL SCHOOL |
|---|
Principal Investigator |
小野 倫子 自治医科大学, 医学部, 研究員 (40347993)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷口 信行 自治医科大学, 医学部, 助教授 (10245053)
伊東 紘一 自治医科大学, 医学部, 教授 (60095007)
|
|---|
| Keywords | 超音波 / ボディーマーク / 磁場センサー / 産婦人科 / 動画 / 探触子 |
|---|
| Research Abstract |
これまで行ってきた、超音波検査で用いられているボディーマークを、自動的に表示させる研究を継続した。従来の腹部、乳腺にくわえ、本年度は婦人科領域、前立腺を主な対象に検討をおこなった。これまで研究開発を行ってきた本システムについては、検査時にボディーマークを個々の画像に付与する必要がないため、検査時間の節約になった。また、動画の記録において、従来の手法は、検査部位を一定の場合には問題はなかったが、探触子自体の移動には対応できなかった。本システムでは、動画記録での探触子の移動がリアルタイムに対応できる。
問題点として、磁場を発生させるため従来の超音波装置とは別途にシステムが必要となること、磁場を検地するセンサが、大量に手に入らないため、現時点での広い普及はできないことなどがある。
なお、本年度には産婦人科での成果を論文として掲載した。また、泌尿器科用のシステムの試作をおこなって、その有用性の検討も行った。
|
Research Products
(1 results)
